『佐賀県史』 |
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佐賀県史の編さんは戦前にも計画されていましたが、第二次世界大戦などの戦争のため、中止となっていました。 戦後、昭和24年ごろから関係者の間で県史編纂の必要性が検討されましたが、当時の意見として、通史編さんの前に史料の収集調査が必要であるとの考えに基づき、「佐賀県史料集成」の編さんが計画され、県立図書館がその事務を担当し、第一着手として、当時の佐賀大学教授三好不二雄氏により古文書編第1巻が発刊されたのが昭和30年でした。 以来、1巻ずつ発刊され、昭和39年度までに古文書編9巻が刊行されましたが、史料集成の刊行は、郷土史の研究は勿論、広く学会にも貢献するところとなりました。 昭和38年、いよいよ「佐賀県史料集成」と並行して、「佐賀県史」編纂事業が開始されました。 ※現在、『佐賀県史』は頒布を行っていません。 |
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『佐賀県史』上巻(原始・古代・中世編)佐賀県史編さん委員会/編 佐賀県史料刊行会(佐賀県立図書館内)/発行 昭和42年『佐賀県史』中巻(近世編)佐賀県史編さん委員会/編 佐賀県史料刊行会(佐賀県立図書館内)/発行 昭和43年『佐賀県史』下巻(近代編)佐賀県史編さん委員会/編 佐賀県史料刊行会(佐賀県立図書館内)/発行 昭和41年 |