新着図書からおすすめの5冊

(平成24年3 月27日掲載)
貸出と予約の開始は3月27日(火曜日)インターネット予約の開始は4月3日(火曜日)です。
『メディアは何を報道したか』
奥 武則 著
日本経済評論社 刊
 日比谷焼打ち事件、言語統制権力の移行、名張毒ブドウ酒事件…。歴史の中で「現実」の報道評を素材に、その構造とそこに働く力学を明らかにし、「あるべきジャーナリズム」を考える。
著者紹介:1947年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。毎日新聞論説委員等を経て、法政大学社会学部・大学院社会学研究科教授(日本近現代史・ジャーナリズム史)。著書に『露探』など。
請求番号:070.2/O,54
『秀吉の大仏造立』
河内 将芳 著
法藏館 刊
 かつて京都には東大寺大仏殿をしのぐ巨大な大仏殿があった。建立したのは豊臣秀吉。彼にとって大仏とは何だったのか。大仏殿をめぐってくり広げられた秀吉とその政権による宗教政策を丹念に追い、「大仏」造立の真意を探る。 著者紹介:1963年大阪市生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。奈良大学文学部准教授。著書に『中世京都の民衆と社会』など。
請求番号:210.48/Ka,98
『武士の掟』
高橋 慎一朗 著
新人物往来社 刊
 中世において、権威の象徴は「道」だった。町を清潔に、平和に保つため、あらゆる掟を連発する武士と、それにしたたかに対処する住民たち。「都市の掟」を通じて、日本の中世都市の姿を浮き彫りにする。
著者紹介:1964年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。同大学史料編纂所准教授。著書に『中世の都市と武士』『武家の古都、鎌倉』など。
請求番号:322.1/Ta,33
『ふるさとをあきらめない』
和合 亮一 著
新潮社 刊
 あの日をどのように受けとめたか? どんな生き方をしていきたいか? 酪農家、アナウンサー、旅館経営者、看護師、消防団員…。被災詩人が25人のフクシマの証言者に聞く、3・11とそれから。『新潮45』連載を加筆修正。 著者紹介:1968年福島生まれ。詩人。高校の国語教師。「After」で中原中也賞、「地球頭脳詩篇」で晩翠賞受賞。他の著書に『詩の礫』など。
請求番号:369.3/W,14
『動物と分かちあう人生』
エリザベス・オリバー 著
河出書房新社 刊
 冒険好きな英国少女が、長い旅の果てに行き着いた日本。ライフワークとなった動物シェルター「アーク」創設から、阪神大震災、そして東日本大震災。在日40年、救助の軌跡と動物保護の実態を問う。 著者紹介:1940年英国生まれ。ノッティンガム大学で農学(酪農業)、ロンドン大学で日本語を専攻。65年来日。以後、関西に在住。動物保護団体アークを設立。著書に『スウィート・ホーム物語』など。
請求番号:645.6/O,59

※本の内容紹介は、図書館流通センター(TRC) MARCより引用しました。

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