新着図書からおすすめの5冊

(平成24年10月16日掲載)
今週は新着図書がありませんので、10月9日の新着図書の中からご紹介します。
『「東京」に出る若者たち』
石黒格他 著
ミネルヴァ書房 刊
 なぜ、若者は住み慣れた故郷から大都市へ移動するのか。移動は若者に何をもたらすのか。経済と社会関係のふたつの視点から、専門領域の異なる4人がミクロデータに基づき検証する。
 著者紹介:日本女子大学人間社会学部准教授。共著に『青森県で生きる若者たち』など。
請求記号:361.7/I,73
『祇園祭の中世』
河内将芳 著
思文閣出版 刊
 戦国期との関連を視野に入れつつ、見物や神輿渡御の神幸路・御旅所など、おもに室町期京都の祇園祭(祇園会)に関する基礎的な事実を考察。その実像に光をあてるとともに、中世都市や中世京都について考える材料を提供する。
 著者紹介:1963年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。奈良大学文学部教授。著書に『中世京都の民衆と社会』など。
請求記号:386.1/Ka,98
『二つのこころと一つの世界』
坂野登 著
新曜社 刊
 知と情、内向と外向、女ごころと男ごころ…。相対立し矛盾するようにみえるこころのはたらきを、脳科学と進化論の観点から統一的にとらえる、新しい心理学パラダイム。
  著者紹介:京都大学大学院博士課程単位修了。文学博士。京都大学名誉教授。専門は教育神経心理学。著書に『ヒトはなぜ指を組むのか』『こころを育てる脳のしくみ』など。
請求記号:491.3/Sa,34
『誰でも簡単アイデアづくり』
金城 直人 著
 文芸社 刊
 勉強に趣味に応用できる、アイデアのつくりかた。すでにあるものを基点にとにかく変化させてみる。変化の回数が多くなることで斬新なアイデアが生まれるのではないか…。著者の特許出願の経験を基にした1冊。
請求記号:507.1/Ki,44
『「少女」と「老女」の聖域』
江黒清美 著
學藝書林 刊
 尾崎翠「第七官界彷徨」、野溝七生子「山梔」、森茉莉「甘い蜜の部屋」の少女表象を手がかりに、アナーキーで自由な存在である「少女」と「山姥」の視点から近代日本文学を読み直す、老少女文学論。
請求記号:910.26/O,96

※本の内容紹介は、図書館流通センター(TRC) MARC等より引用しました。

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