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新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日1月22日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月29日(火曜日)からです。
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『7日間で突然頭がよくなる本』

 小川仁志/著、PHPエディターズ・グループ/刊、請求記号:104/O,24
 内容:7日間で頭をよくする方法とは、哲学のもっとも基本的なパワーである「物事の本質をつかむ」方法をマスターすること。社会のことを知るための方法から、一言で物事を効果的に表現する方法まで、哲学者の小川仁志が解説する。
 著者紹介:1970年京都府生まれ。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。哲学者。徳山工業高等専門学校准教授。「哲学カフェ」を主宰。著書に『世界一わかりやすい哲学の授業』等。

『デザインで読み解くフランス文化』

三宅理一/著、六耀社/刊、請求記号:235.07/Mi,76
 内容:今日のフランスを知るにあたって、注目すべき1950年代前後の社会と文化をデザインという切り口から眺める。ビキニ、アクアラング、ロザリオ礼拝堂といった20のアイテムを取り上げる。
 著者紹介:1948年東京生まれ。東京大学大学院修士課程を経て、パリ・エコール・デ・ポザール卒業。工学博士。藤女子大学副学長。建築史などを専攻。著書に『モルドヴァの世界遺産とその修復』ほか。

『死ぬ瞬間の5つの後悔』

ブロニー・ウェア/著、 新潮社/刊、請求記号:490.1/,13
 内容:「もっとお金をもうければよかった」という人はいない。それでは、誰もがする後悔とは? 数多くの「最期」を看取ってきた女性介護人が患者の死の床で聞いた、誰にでも共通する後悔について綴る。
 著者紹介:オーストラリア生まれ。緩和ケアの介護を長年つとめ、多くの患者を看取った。その経験を基にして書いたブログが注目を集める。作詞作曲家、作詞の講師でもある。

『飛ぶ力学』

加藤寛一郎/著、東京大学出版会/刊、請求記号:538.1/Ka,86
 内容:空を飛ぶものの力学を「飛行力学」という。紙ヒコーキからヘリコプター、空飛ぶ恐竜までを例にとり、風見安定、流れの本質、大きさの影響、操縦の極意など、飛行力学の最も肝心な点をやさしく解説する。
 著者紹介:1935年東京都生まれ。東京大学工学部航空学科卒業。川崎重工業、アメリカ・ボーイング社などを経て、東京大学名誉教授。防衛省技術研究本部技術顧問。著書に『超音速飛行』など。

『農業に正義あり』

石堂徹生/著、現代書館/刊、請求記号:612.1/I,72
 内容:幕末・明治初年にはアメリカやヨーロッパを凌ぐ高い生産性を誇っていた、かつての日本の農業。江戸時代から戦後にかけてのあらゆる史料を検証し”農業の正義性”について鋭く論じる。
 著者紹介:1945年宮城県生まれ。東北大学農学部卒。養鶏業界紙記者、市場調査会社などを経て、フリーの農業ジャーナリストに。著書に『ムラの欲望』『「食べてはいけない」の基礎知識』などがある。