新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日3月5日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月12日(火曜日)からです。

『太陽系の美しいハーモニー』

 ジョン・マーティヌー/著、創元社/刊、請求記号:445 / Ma,53
 内容:太陽と月は、なぜ同じ大きさで空に浮かんでいるのか? 地球から見た星々の摩訶不思議な調和を説明できる理論はいまだ存在しない。美しい図版を駆使し、音楽や幾何学にたとえられる太陽系の惑星の秩序の神秘を解き明かす。
 著者紹介:幾何学者。Wooden Booksの発行人。 

『安保徹の新体温免疫力』

 安保 徹/著、ナツメ社/刊、請求記号:491.8 / A,14
  内容:「体温・酸素・血糖ががんの成り立ちに影響する」という、がんの発症メカニズムを解明した免疫学者が、今からできるがんの予防法と治し方を具体的に紹介する。
  著者紹介:1947年青森県生まれ。東北大学医学部卒。新潟大学大学院免疫学・医動物学分野教授。国際的に活躍する免疫学者。著書に「免疫革命」「未来免疫学」「体温免疫力」など。

『知っておきたい知的財産活用術』

 香坂 玲/著、ぎょうせい/刊、請求記号:507.2/ Ko,82
 内容:知的財産は科学技術や国際条約だけではなく、地域の特産品や観光の振興、アニメや音楽、果ては微生物にも深いかかわりがある。「知らなかった」で失敗しないための知的財産活用術をわかりやすく解説する。  著者紹介:東京大学農学部卒業。金沢大学人間社会学域地域創造学類准教授。日本知財学会に所属。国連大学高等研究所客員研究員などを歴任。著書に「生物多様性と私たち」など。

『まず種から始めよ』

 石井 吉彦/著、ココロ/刊、請求記号:615/ I,75
 内容:感動の野菜は種から始まる! 野菜の流通現場に長年いる著者が、食を歪める過剰な肥料と不自然栽培、遺伝子組み換え作物、データでわかった本当の野菜の力など、種と土と野菜をめぐる真実を伝える。
  著者紹介:1954年愛知県生まれ。有限会社ナチュラルシードネットワーク(種から栽培にこだわる生産者ネットワーク)を設立、同社代表取締役。

『日本の雛人形』

 是澤 博昭/著、淡交社/刊、請求記号:759/Ko,79
 内容:江戸時代中期から明治までに作られた、伝来の確かな雛人形の名品を集め、美しい写真で紹介。社会的背景やその担い手である人々の生活にも言及し、雛祭りを生み出した日本人の心性に迫る。雛人形が観賞できる施設なども紹介。
 著者紹介:1959年生まれ。東洋大学大学院修士課程修了。大妻女子大学家政学部児童学科准教授。博士(学術)。著書に「日本人形の美」「青い目の人形と近代日本」など。