新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日4月30日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月7日(火曜日)からです。
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『むかしまち地名事典』

 森 まゆみ/著、大和書房/刊、請求記号:291.36 / Mo,45
 内容:ひとつの土地には、さまざまの歴史があり、それがなつかしい地名と結びついている。築地、両国、谷根千…。路地のある、居酒屋のある、銭湯のあるむかしまちを訪ね歩く。『東京新聞』『讀賣新聞』などの掲載記事を単行本化。
 著者紹介:1954年東京生まれ。東京大学新聞研究所修了。作家・編集者。著書に「おたがいさま」「鷗外の坂」「町づくろいの思想」など。

『江戸・東京の大地震』

  野中 和夫/著、同成社/刊、請求記号: 369.3 / N,91
  内容:地震発生のメカニズムが同じといわれる元禄大地震と関東大震災、安政大地震、明治三陸地震など各地の巨大地震と津波被害の状況と復旧・復興の歴史を、史料を駆使して再検証。あらためて地震大国に生きる知恵を問う。
  著者紹介:1953年生まれ。日本大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程満期退学。 同大学講師、拓殖大学講師、千葉経済大学講師。編著に「石垣が語る江戸城」など。

『放射線と健康』

 黒部 信一/著、東京書籍/刊、請求記号:493.1 / Ku,71
 内容:子どもと大人では放射線の影響が違うのか? 放射線はからだのどこに蓄積する? 小児科医が、福島第一原発事故後の放射線、放射性物質と人間の健康との関係を、放射線を受ける市民の側に立ってわかりやすく解説する。
 著者紹介:1941年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。小児科医。「未来の福島こども基金」代表、「チェルノブイリ子ども基金」顧問。すずしろ診療所所長。専門は総合小児科学。

『さらば、食料廃棄』

 シュテファン・クロイツベルガー/著、春秋社/刊、請求記号:611.3/ Kr,4
 内容:獲った魚の5割は瀕死で海に捨てられ、スーパーは食べられる商品を大量廃棄…。悪い冗談のような現実と、「ゴミダイバー」「地域支援型農業」「屋上菜園」など浪費社会に立ち向かうユニークな試みを追ったルポ。
 著者紹介:1961年生まれ。フリージャーナリスト。環境、消費者問題などを専門としたメディアコンサルタント。

『D&DEPARTMENTに学んだ、人が集まる「伝える店」のつくり方』

 ナガオカ ケンメイ/著、美術出版社/刊、請求記号:673.7/ N,18
 内容:売り場経験ゼロのデザイナーと仲間が、正しいものづくりを「伝える店」を立ち上げ、全国に展開するまでを紹介。コミュニティースペースとしての、これからの「伝える店」のあり方を考察する。
  著者紹介:1965年北海道生まれ。ドローイングアンドマニュアルを設立。「D&DEPARTMENTPROJECT」を開始。ガイドブック『d design travel』を刊行。