新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月11日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月18日(火曜日)からです。

『長く働いてきた人の言葉』

 北尾 トロ/著、飛鳥新社/刊、請求記号:366.2 / Ki,71
 内容:金に執着せず静かに使命を果たす町の弁護士、ラジオ局の音の門番とも言えるラジオ技術者、70歳の現役印刷営業マン…。長年働いてきた「普通のひと」が、自分の言葉で仕事や人生について語る。
 著者紹介:1958年福岡県生まれ。ライター。雑誌『季刊レポ』編集人。著書に「怪しいお仕事!」「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるかデラックス」「裁判長!ここは懲役4年でどうですか?」など。

『ひきこもりもう一度、人を好きになる』

  荻野 達史/著、明石書店/刊、請求記号: 371.4 / O,25
 内容:仙台市で15年以上、ひきこもり経験者の支援活動を行ってきた民間団体「わたげ」についての記録。支援の枠組みや日常的な雰囲気、様々なエピソードを記述するとともに、その背景や意味するところを関係者の語りから解釈する。
 著者紹介:1968年埼玉生まれ。東京都立大学社会科学研究科博士課程単位取得退学。修士(社会学)。静岡大学人文社会科学部社会学科教授。共編著に「「ひきこもり」への社会学的アプローチ」など。

『ヒッグス粒子と素粒子の世界』

 矢沢サイエンスオフィス/著、技術評論社/刊、請求記号:429.6 / Y,11
 内容:ヒッグス粒子を発見した史上最大の科学実験と、過去1世紀以上にわたり、究極物質や宇宙の根源の解明を追い求めてきた素粒子物理の世界を、豊富な写真・図版を用いて解説する。

『レンズが撮らえた幕末日本の城』

 來本 雅之/著、山川出版社/刊、請求記号:521.8/ R,27
 内容:近年、各地で見つかった新発見の古写真を一挙公開。五稜郭、会津若松城、彦根城など幕末日本の134城を720点の写真で紹介する。三浦正幸による「古写真と城」も掲載。
 著者紹介:1965年彦根市生まれ。広島大学大学院工学研究科博士課程後期単位取得退学。公益財団法人文化財建造物保存技術協会勤務。著書に「最新日本名城古写真集成」など。

『美しい日本の伝統色』

 森村 宗冬/著、山川出版社/刊、請求記号:757.3/ Mo,56
 内容:季節のうつろいを素直に映しこんだ繊細な色の数々。王朝人、武者、江戸っこたちが磨きあげた美意識が込められた日本の伝統色を取り上げ、名前の由来や特徴、文学作品との関わりなどをわかりやすく説明する。色見本付き。
 著者紹介:1963年長野県生まれ。大東文化大学卒業。高校教師を経て執筆活動に入る。著書に「義経伝説と日本人」「歴史みちを歩く」など。