新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月18日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月25日(火曜日)からです。

『18歳の読書論』

 和田 渡/著、晃洋書房/刊、請求記号:019.2 / W,12
 内容:読書は、おそらく心をやわらかく、しなやかにするトレーニングなのだ-。大学の図書館長を務める著者が、学生時代にぜひ読んでほしい本を紹介する。阪南大学図書館HP連載「おすすめの一冊」の一部を編集して書籍化。
  著者紹介:1949年生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得。阪南大学教授。専攻は哲学。著書に「自己の探究」がある。

『出雲大社』

  千家 和比古 ほか/著、柊風舎/刊、請求記号: 175.9 / I,99
 内容:日本という国家の成り立ちに、出雲大社が果たしてきた役割を、考古学・古代史・中世史・近世史・民俗学・宗教学・植生景観史など、様々な分野の研究者が明らかにする。
 著者紹介:1950年島根県生まれ。國學院大學大学院文学研究科修士課程修了。出雲大社権宮司。

『禅が教えてくれる美しい時間をつくる「所作」の智慧』

 枡野 俊明/著、幻冬舎/刊、請求記号:188.8 / Ma,68
 内容:お辞儀、挨拶、あいづち、おもてなし、食事、故人の供養…。24時間を丁寧に過ごし、春夏秋冬ときちんと付き合う。美しい時間を送るための所作を、所作の意味や意義、禅についても触れながら説く。
 著者紹介:玉川大学農学部卒業。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。芸術選奨文部大臣新人賞受賞、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章受章。

『思いやりの心江戸しぐさ』

 池田 葉子/著、マガジンハウス/刊、請求記号:385.9/ I,32
 内容:傘かしげ、会釈のまなざし、あいづちしぐさ、三脱の教え、お心肥し…。和をもって良しとする江戸商人の実践哲学として、思いやりの心から生まれた「江戸しぐさ」を、イラストとともに分かりやすく紹介する。 
 著者紹介:ライター、イラストレーター。『クロワッサン』など女性誌で活躍。

『地域が元気になるために本当に必要なこと』

 高橋 徳行/著、同友館/刊、請求記号:601.1/ Ta,33
 内容:事業を営む起業家や経営者のために場所、制度、環境などを作り上げる人たちにターゲットを当て、北海道帯広市、青森県板柳町、岩手県花巻市、大分県豊後高田市、沖縄県石垣市・読谷村における起業活動のプロセスを紹介する。
 著者紹介:米国バブソン大学経営大学院修了(経営学修士)。国民生活金融公庫総合研究所主席研究員などを経て、武蔵大学経済学部経営学科教授。著書に「起業学の基礎」など。