新着図書からおすすめの5冊 |
毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日9月3日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、9月10日(火曜日)からです。 バックナンバーはこちら |
『GHQの検閲・諜報・宣伝工作』山本 武利/著、岩波書店/刊、請求記号:023.8/ Y,31内容:戦後の日本ではGHQによる検閲と宣伝工作が展開された。検閲組織とその実態を明らかにし、朝日新聞やNHKなどの組織や著名人たちが検閲・諜報・宣伝活動にどのようにかかわり、翻弄されたかを検証する。 著者紹介:1940年愛媛県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科に進学、歴史学、社会心理学を学ぶ。同大学名誉教授。早稲田大学名誉教授。NPO法人インテリジェンス研究所理事長。 『ガガーリン』ジェイミー・ドーラン他/著、河出書房新社/刊、請求記号:289.3/ G,13内容:過酷な訓練、初の宇宙飛行、国家との蜜月と相剋、女性問題、そして謎の死。KGB未公開ファイルや旧ソ連当局の宇宙開発機密文書、友人・同僚へのインタビューによって、世界初の宇宙飛行士ガガーリンの真実の姿を追った評伝。 著者紹介:アイルランド出身。元BBC映画プロデューサー。ドキュメンタリー映画制作会社をもつ。 『気候で読み解く日本の歴史』田家 康/著、日本経済新聞出版社/刊、請求記号:451.9/ Ta,86内容:平城京における天然痘の流行、異常気象に立ち向かった鎌倉幕府、江戸幕府の窮民政策とその限界など、律令時代から近代まで、日本人が気候変動に起因する災難にどう立ち向かってきたかを、豊富なエピソードとともに描く。 著者紹介:1959年神奈川県生まれ。横浜国立大学経済学部卒。(独)農林漁業信用基金漁業部長。日本気象予報士会東京支部長。(株)農林中金総合研究所客員研究員。著書に「気候文明史」など。 『家康公の時計』落合 偉洲/著、平凡社/刊、請求記号:535.2 / O,15内容:食スペイン国王から贈られ、徳川家康が愛用したとされる日本最古の機械式西洋時計「家康公の時計」。時計をめぐる西欧列強と日本の交流史や、家康の知られざる一面、大英博物館による調査プロジェクトの成果などを紹介する。 著者紹介:昭和22年宮崎県生まれ。久能山東照宮宮司、久能山東照宮博物館館長。全国国宝重要文化財所有者連盟理事長。著書に「神道の周辺」がある。 『幻影の「昭和芸能」』藤井 康生/著、森話社/刊、請求記号:772.1 / F,57内容:「滝の白糸」「国定忠治」「忠臣蔵」…。くりかえし上演され映画化された、新派・新国劇・歌舞伎の名作・人気作品の舞台と映画の関係を検証し、国民文化の華といえる昭和芸能の魅力を探る。『上方芸能』連載を単行本化。 |