新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日3月4日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月11日(火曜日)からです。
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『アジアの里山食生活図鑑』

  養父 志乃夫/著、柏書房/刊、請求記号:383.8 /Y,12
 内容:インドネシア・マレーシア・フィリピン・ベトナム・中国・韓国といった、アジア各地の伝統的な「食」の営みを写真とともに紹介。主食・副食等の食糧生産を中心に、家畜飼育、肥料生産など、広く暮らしの循環について解説する。 
 著者紹介:1957年大阪生まれ。大阪府立大学大学院博士課程修了。和歌山大学大学院システム工学研究科教授。専門は造園学、自然生態環境工学、環境民族学。著書に「里山・里海暮らし図鑑」など。

『すばらしき特殊特許の世界』

 稲森 謙太郎/著、太田出版/刊、請求記号:507.2 /I,53
 内容:松本人志が発明した脅威の目覚まし時計、富士フイルムの暴漢撃退カメラなど、ユニークな題材を、取材や調査を通じてドラマチックに描く。特許の取り方から最先端のスマートフォン特許まで、笑えて学べる特許入門書。
 著者紹介:1970年東京都生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科博士前期課程修了(工学修士)。科学技術ジャーナリスト、弁理士、米国公認会計士。著書に「女子大生マイの特許ファイル」など。
 

『オリンピックの光と影』

 結城 和香子/著、中央公論新社/刊、請求記号:780.6 /Y,97
 内容:五輪運動の価値観とスポーツ政治の思惑のはざまで、何が東京に勝利をもたらしたのか? IOC取材20年のベテラン記者が招致の舞台裏を克明に描き、オリンピックの魔法と深淵を読み解く。
 著者紹介:1962年東京生まれ。東京大学文学部英語英米文学科卒。読売新聞編集委員。国際オリンピック委員会(IOC)の取材を担当し、現地特派員として五輪を取材。著書に「オリンピック物語」等。

『日本の歳時記』

 宇多 喜代子 ほか/著、小学館/刊、請求記号:911.3 /N,77
 内容:春の季語を、時候・天文・地理・植物・動物・生活・行事に分けて、平易にわかりやすく解説。関連する季語との違い、句作での留意点などにも触れる。鑑賞文つきの例句、名句鑑賞、俳人紹介、カラーの写真・図版も掲載。

『人生複線の思想』

 外山 滋比古/著、みすず書房/刊、請求記号:914.6/ To,79
 内容:人生一直線、いさぎよいがこれでは危険が多すぎる。人生がマラソンならば、大切なのは後半、復路である。復路の世界はほとんど新世界である-。高齢化社会の課題を考察した文化=人生論集。
 著者紹介:1923年愛知県生まれ。東京文理科大学特別研究生修了。お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。著書に「忘却の力」など。