新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日4月22日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月29日(火曜日)からです。

『落書きに歴史をよむ』

  三上 喜孝/著、吉川弘文館/刊、請求記号:210.02/ Mi,21
 内容:今も各地の古寺に残る、参詣者や武士らの「落書き」。彼らはその文字にいかなる思いを込め、なぜそこに書き記したのか。山形県・若松寺観音堂などの「落書き」から、社会と向き合う人々の心のありようを歴史的に考える。
 著者紹介:1969年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。国立歴史民俗博物館准教授。博士(文学)。著書に「日本古代の貨幣と社会」「日本古代の文字と地方社会」など。

『世界遺産イェーイ!!』

 旅ブログ「世界遺産イェーイ!」/著、扶桑社/刊、請求記号:290.9/ Ta,12
 内容:「世界遺産」をテーマに、4年かけて世界を歩いたバックパッカー夫婦が、見てきた513件の世界遺産のうち、オススメの50件を詳細に紹介する。絶景&オモシロ旅写真も満載。旅ブログ『世界遺産イェーイ!』を書籍化。
 

『カタツムリが食べる音』

 エリザベス・トーヴァ・ベイリー/著、飛鳥新社/刊、請求記号:484.6/ B,14
 内容:難病に苦しむ著者に、生きる希望の灯をともしたもの、それは病床に偶然やってきた一匹の小さな生きものが、生を奏でる微かな音だった。一人の女性と一匹のカタツムリの絆を描いたノンフィクション。
  著者紹介:「カタツムリが食べる音」で2012年ウィリアム・サローヤン国際賞を受賞。アメリカ、メーン州在住。 

『夏目漱石の手紙に学ぶ伝える工夫』

 中川 越/著、マガジンハウス/刊、請求記号:910.26/ N,58
 内容:気持ちを通わす、こころの伝え方、そのヒントは漱石の手紙にあった! 夏目漱石の手紙の原文と現代語訳を掲載し、ユーモアと親愛に包んで本心を伝える工夫52のヒントを紹介する。
 著者紹介:1954年東京都生まれ。雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。手紙に関する書籍を執筆し、手紙の価値や楽しさを紹介。著書に「文豪たちの手紙の奥義」「手紙・はがき書き方事典」など。

『健康に生きる覚悟』

 森村 誠一/著、KADOKAWA/刊、請求記号:914.6/ Mo,56
 内容:80代でも現役作家。生涯仕事を続けるための極意とは? 作家デビュー以来48年間、試行錯誤しながら生活スタイルをつくりこんできた森村誠一が、自身の健康に対する考え方と実践を紹介する。
 著者紹介:昭和8年埼玉県生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。9年余のホテル勤務を経て、本格的に作家活動を開始。「腐蝕の構造」で日本推理作家協会賞、「悪道」で第45回吉川英治文学賞受賞。