新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月17日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月24日(火曜日)からです。

『TEDパワー』

  パトリック・ニュウエル/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:379.5/ N,68
 内容:全世界で注目のプレゼン・イベント、TED。日本にTEDマインドを広めた、アイデア&プレゼン指導のスペシャリストが、一流のアイデアを生みだす秘訣を明かす。
 著者紹介:アメリカ出身。TEDxTokyo代表。非営利団体「インパクト・ジャパン」の共同設立者として運営に携わり、企業に対するクリエイティブ・コンサルタントとしても活動する。

『レゴはなぜ世界で愛され続けているのか』

 デビッド・C.ロバートソンほか/著、日本経済新聞出版社/刊、請求記号:589.7 /R,52
 内容:カルト的な人気を誇り、知育玩具としても有名なレゴブロックは、2000年前後の倒産の危機からいかにしてV字回復を果たしたのか。企業幹部など多くの関係者への取材をもとに、レゴのイノベーションの源泉を明らかにする。
 著者紹介:ペンシルベニア大学ウォートン・スクール実務教授。スイスIMDではレゴ・プロフェッサーの称号を与えられる。
 

『林業男子』

 山崎 真由子/著、山と溪谷社/刊、請求記号:651.7/ Y,48
 内容:木を育て伐るヒト、木を加工し売るヒト、伝統の技を受け継ぐヒトなど、木の世界には魅力あふれる人々がいっぱい! 革新する林業業界を担うヒトたちを通して、林業の「いま」と「これから」を紹介します。 
  著者紹介:1971年東京生まれ。大学卒業後、編集制作業に従事。食、酒場、筆記具、カメラなど「モノとヒト」にまつわるジャンルで雑誌・書籍の編集および執筆多数。

『アルプス交番からのメッセージ』

 谷口 凱夫/著、山と溪谷社/刊、請求記号:786.1/ Ta,87
 内容:「県警の熊」と異名をもつ元富山県警察山岳警備隊長が、中高年登山者の特徴と問題点を抉り出すとともに、中高年に楽しい登山を薦め、その原点となる安全登山のノウハウを、経験に基づいてメッセージの形で綴る。
 著者紹介:昭和13年富山県生まれ。元富山県警察山岳警備隊長。とやま社会保険センター登山教室講師。著書に「アルプス交番勤務を命ず」「翼を持ったお巡りさん」など。

『漢字世界の地平』

 齋藤 希史/著、新潮社/刊、請求記号:821.2/ Sa,25
 内容:漢字はいつどのようにして漢字となり、日本人はこれをどう受けとめて「読み書き」してきたのか。古代中国の甲骨文字から近代日本の言文一致へ、漢字世界の地平を展望し、そのダイナミズムを解き明かす。
 著者紹介:1963年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退(中国語学中国文学)。東京大学大学院総合文化研究科教授(比較文学比較文化)。「漢文脈の近代」でサントリー学芸賞を受賞。