新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月15日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月22日(火曜日)からです。

『「自由」はいかに可能か』

  苫野 一徳/著、NHK出版/刊、請求記号:361.1/ To,49
 内容:人はどうすれば「自由」に生きられるか? 新進気鋭の哲学者が、「欲望」に着目することで、「自由」を人間にとって最も根本的な価値と捉えなおし、人が「生きたいように生きられる」ための条件を考える。
 著者紹介:1980年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は哲学、教育学。熊本大学講師。著書に「勉強するのは何のため?」「教育の力」など。

『死ぬまでに見たい!絶景のペンギン』

 エクスナレッジ/刊、請求記号:488.6/ Sa,94
 内容:南極海の氷山から、赤道直下のガラパゴス諸島まで、世界の絶景の中でペンギンたちはたくましく生き抜いています。想像を絶する美しい自然環境に心が震え、愛らしいキャラクターに心癒される、ペンギンたちの写真集。
 

『日本発モノづくり』

 石井 徳章ほか/著、晃洋書房/刊、請求記号:502.1/ I,75
 内容:巨大船体を動かすエンジン、空調技術、廃棄物処理技術…。業界を代表する技術者が、新たなアイデアでチャレンジを続けるモノづくりの現場・技術開発のナマの声を紹介する。機械工学フォーラムの講演をもとに書籍化。

『抱っこで育つ「三つ子の魂」』

 金子 龍太郎/著、明石書店/刊、請求記号:599/ Ka,53
 内容:幼いときに育まれた魂という心の基盤は、人の生涯にわたって影響を与え、人の幸せと不幸せを大きく左右する。どのように心を育てれば幸せな人生を送れるのか、さまざまな資料を通して探る。
 著者紹介:1956年生まれ。広島大学大学院教育学研究科修士課程修了。龍谷大学社会学部臨床福祉学科教授。著書に、「実践発達心理学」など。

『国語は好きですか』

 外山 滋比古/著、大修館書店/刊、請求記号:810.4/ To,79
 内容:堅実な生活と思想をもつ国民は、文化的ナショナリズムをもつのが当然である。縦書きと横書き、表記と正書法、小学校英語などの多彩な話題を通して、国語を尊重する文化的ナショナリズムについて論じる。
 著者紹介:1923年愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集などを経て、お茶の水女子大学名誉教授。著書に「修辞的残像」「近代読者論」「日本語の論理」など。