新着図書からおすすめの5冊

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日8月12日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月19日(火曜日)からです。

『NHK「ラジオ深夜便」被爆を語り継ぐ』

 西橋 正泰/著、新日本出版社/刊、請求記号:369.3/E,64
 内容:どれ一つ同じでない体験と、共通する一つの願い…。作家・林京子、広島原爆被災カメラマン・松重美人など、NHK「ラジオ深夜便」のインタビューコーナーで紹介した、被爆者8人の話を収録する。見返しに地図あり。
 著者紹介:1941年鹿児島県生まれ。慶應義塾大学卒業。元NHKアナウンサー。「関西発ラジオ深夜便」アンカーを担当した。

『東大教授が教える独学勉強法』

  柳川 範之/著、草思社/刊、請求記号:379.7/ Y,51
 内容:テーマ設定から資料収集、本の読み方、集めた情報の整理・分析、成果のアウトプットまで。高校へ行かず、通信制大学から東大教授になった著者が、自ら学ぶことの意義と、その具体的なやり方を体系的に説明する。
 著者紹介:1963年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学経済学部教授。経済学博士。「法と企業行動の経済分析」で日経・経済図書文化賞受賞。他の著書に「契約と組織の経済学」等。 

『四季の星座神話』

  沼澤 茂美/著、誠文堂新光社/刊、請求記号:443.8 /N,99
 内容:今から5000年ほど昔に生まれたとされる星座。そこには、動物や英雄の姿がちりばめられ、神話物語が展開していきました。春夏秋冬の星座神話を美しい星座絵で紹介します。星座神話マップやギリシャ神話の神々の系譜も掲載。
 著者紹介:日本プラネタリウムラボラトリー設立。天文イラスト・天体写真の仕事を中心に活躍。
 

『夢二外遊記 竹久夢二遺録』

 竹久 夢二/著、教育評論社/刊、請求記号:726.5 /Ta,61
 内容:夢二は何を見て、何を感じて、何を記したのか…。晩年の竹久夢二が欧米外遊中に書き記した日記、スケッチ、随筆等をまとめ、昭和20年に発行された限定200部の希少本を新字・新かな遣いにあらためて復刊。
 著者紹介:1884~1934年。岡山県生まれ。「夢二式美人画」で知られる大正浪漫を代表する画家。絵画、デザインのほか、詩や俳句、短歌、童話、歌曲の作詞など文筆作品も多く残した。 

『ベンヤミンの言語哲学』

 柿木 伸之/著、平凡社/刊、請求記号:801/ Ka,251
 内容:言語の可能性を生涯にわたり問い続けたベンヤミン。その思考は晩年、歴史を語る言葉の探究として展開していった。「翻訳」と「想起」から言語の可能性を切り開く、ベンヤミンの思想の核心に迫る。  著者紹介:1970年鹿児島市生まれ。上智大学大学院哲学研究科哲学専攻満期退学。広島市立大学国際学部准教授。博士(哲学)。著書に「共生を哲学する」など。