新着図書からおすすめの5冊         

 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日1月13日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月20日(火曜日)からです。


『超訳吉田松陰語録』

 齋藤 孝/著、キノブックス/刊、請求記号:289.1 /Y,86
 内容:幕末を生きた天才指導者・吉田松陰の言葉は、常に現実とぶつかり合いながら、肚から吐き出された生きた言葉である。時代を超えて、私たちの肚に届く松陰の言葉を、現代風にわかりやすく噛み砕いて紹介する。
 著者紹介:1960年静岡県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。「宮沢賢治という身体」で宮沢賢治賞奨励賞受賞。

『地球の教科書』

  井田 喜明/著、岩波書店/刊、請求記号:450/ I,18
 内容:宇宙のなかで地球はどんな星? 地震・噴火・津波はなぜ起こる? 気候変動やエネルギーの問題はどうなる? 広範なテーマを総合的・体系的につなぎ合わせ、地球科学の基礎をコンパクトに解説する。
 著者紹介:1941年東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科地球物理博士課程修了。火山噴火予知連絡会会長などを務めた。アドバンスソフト株式会社研究顧問、東京大学名誉教授、兵庫県立大学名誉教授。

『発酵はマジックだ』

  小泉 武夫/著、日本経済新聞出版社/刊、請求記号:588.5/ Ko,38
 内容:発酵博士が、「発酵とは何か」をはじめ、発酵の主役・微生物、発酵がつくる調味料、納豆・鰹節・種?に見る日本人の知恵、魚と肉の発酵食品などについて解説する。「日経アカデミア」での連続講義をもとに書籍化。
 著者紹介:1943年福島県生まれ。東京農業大学農学部醸造学科卒。同大学名誉教授。専門は醸造学、発酵学、食文化論。著書に「食あれば楽あり」「中国怪食紀行」など。
 

『まるごとちひろ美術館』

 高橋 明也/著、東京美術./刊、請求記号:726.6/ Ma,54
 内容:ちひろ美術館がまるごとわかるコレクション・ガイド。いわさきちひろの作品と、日本および海外を代表する絵本作家の作品を紹介するとともに、美術の表現ジャンルとしての絵本の可能性を示唆する。

『書きたいのに書けない人のための文章教室』

 清水 良典/著、講談社/刊、請求記号:816/ Sh,49
 内容:自分らしい文章を書く歓びをガイドする、大人のための文章入門。「書くことが見つからない」「どう書けばいいか分からない」という人に向け、「書けない」理由を明らかにし、それを乗りこえる方法を紹介する。
  著者紹介:1954年奈良県生まれ。文芸評論家。愛知淑徳大学教授。「記述の国家谷崎潤一郎原論」で群像新人文学賞(評論部門)受賞。著書に「村上春樹はくせになる」「文学の未来」など。