新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日4月28日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月5日(火曜日)からです。


『天草興亡記 歴史探訪』

 示車 右甫/著、海鳥社/刊、請求記号:219.4 /J,54
 内容:天草五人衆は、ときに権力者と結び、ときに反抗しながら命をつないできた。時代の波に翻弄されながらも、一族の存亡を賭けて戦った国人領主たちを中心に、古代から関ケ原の合戦まで、天草約900年の歴史を俯瞰する。
 著者紹介:昭和6年福岡県生まれ。博多工業高等学校卒業。東福岡信用組合退職。「断食者崩壊」にて、昭和42年福岡市民芸術祭賞小説部門の一席を獲得。




『サイエンス・ブック・トラベル』

  山本 貴光/著、河出書房新社/刊、請求記号:404/ Sa,17
 内容:科学書の世界、ひいては科学の楽しみへと案内するブックガイド。物質環境、生命現象、科学の歴史や未来というテーマに分け、科学の熟練ガイドたちが、自身の謎とともに腕によりをかけて選んだ科学書を紹介する。
 著者紹介:1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。文筆家、ゲーム作家、ブックナビゲーター。東京ネットウエイブ、東京工芸大学非常勤講師。「哲学の劇場」主宰。著書に「心脳問題」など。




『レジリエンスとは何か』

 廣 淳子/著、東洋経済新報社/刊、請求記号:498.3/ E,21
 内容:効率を重視するあまり、社会はレジリエンス(しなやかな強さ)が失われている。教育、防災や地域づくり、温暖化対策などのさまざまな分野で進められるレジリエンスの取り組みと、各国の動向を紹介する。
  著者紹介:東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。幸せ経済社会研究所所長、東京都市大学環境学部教授。(有)イーズ代表。共著に「もっと使いこなす!「システム思考」教本」など。



 

『芸人という生きもの』

 吉川 潮/著、新潮社/刊、請求記号:779 /Y,89
 内容:談志、小さん、志ん朝、柳朝、マルセ太郎、小沢昭一から、小朝、市馬、昇太、談春まで。綺羅星のような天才たちを間近に見てきた著者が、<芸>と<芸人>の間に横たわる秘密を鮮やかに描き出す「演芸人類学」入門。
 著者紹介:1948年茨城県生まれ。立教大学卒業。放送作家として活躍する傍ら、演芸評論家,小説家として表現の場を広げる。「江戸前の男」で新田次郎文学賞、「流行歌」で大衆文学研究賞を受賞。




『自然にふれて取りもどす人間の基本』

 スノーピーク/著、マガジンハウス/刊、請求記号:786/ Sh,93
 内容:外でご飯を食べる、ロープの使い方を考える、パンを焼く…。都市型生活でも今すぐ始められる、自然を感じて、人間らしさを取りもどすアイディアをアウトドアメーカー「スノーピーク」が提案する。