新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月26日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月2日(火曜日)からです。


『福岡県の幕末維新』

 アクロス福岡文化誌編纂委員会/著、海鳥社/刊、請求記号:219.1/ F.82
 内容:ペリー来航から明治維新へ。時代の波にのみ込まれながらも、確かな足跡を残した福岡県内の諸藩。廃藩置県に至るまでの動向や人物にスポットを当て動期の福岡県の姿を明らかにする。




『イスラムは本当に危ない世界なのか』

 宮田 律/著、潮出版社/刊、請求記号:302.2 /Mi.84
 内容:過激派組織「イスラム国」報道だけでは知れない本当のイスラム社会と国際情勢。現代イスラム研究の泰斗が世界を巡って遭遇した、おかしくもヒューマンなエピソードなどを通して、イスラムの人々の温かな心情を伝える。
 著者紹介:1955年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校「UCLA」大学院修士課程修了。国際政治学者。現代イスラム研究センター理事長。著書に「アメリカはイスラム国に勝てない。」など。




『仙台・福住町方式 減災の処方箋』

 菅原 康雄  三好 亜矢子/著、新評論/刊、請求記号:369.3/ SU.28
 内容:町内会を中心とした自主的な防災活動に力を入れ、「福住町方式」と呼ばれるシステムを生み出した、宮城県仙台市にある福住町。町内会の歩みや防火・防災訓練の様子などを紹介し、さらなる改善のための提言をまとめる。
 著者紹介:1947年宮城県生まれ。獣医師。仙台市宮城野区福住町町内会長。菅原動物病院院長。宮城大学、東北福祉大学兼任講師。



 

『環境と共生する「農」』

 古沢 広祐/著、ミネルヴァ書房/刊、請求記号:615.7/ F.94
 内容:宮城県大崎市における「蕪栗沼ふゆみずたんぼプロジェクト」、伊賀ベジタブルファームでの農業経営など、独自のフィールドで活躍する実践者たちが環境と農業をとりまく現状を見据え、持続可能な農業のかたちについて論じる。
 著者紹介:1950年東京都生まれ。京都大学大学院農学研究科修了(農林経済学)。國學院大學経済学部教授。NPO法人「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に「地球文明ビジョン」など。




『葬送の仕事師たち』

 井上 理津子/著、新潮社/刊、請求記号:809.2/ I.55
 内容:尊厳をもって「送る」とは? 葬儀社社員、納棺師、エンバーマー、火葬場職員…。自らを語ることがあまりなかった職種を通し、死を見つめる。『新潮45』等掲載をもとに書籍化。 
 著者紹介:1955年奈良市生まれ。京都女子大学短期大学部卒。タウン誌記者などを経て、フリーに。著書に「遊郭の産院から」「大阪下町酒場列伝」など。