新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日3月15日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月22日(火曜日)からです。


『社会科は「不確実性」で活性化する』

 吉永 潤/著、東信堂/刊、請求記号:375.3 /Y,92
 内容:主体的思考力の育成に逆行する地歴科、公民科を含む社会科の授業の現状を打破するため、著者が導入を主張する「不確実性」とは。事実に揺らぎをもたらす<イフ>の導入へ向け、理論と提案、具体的な授業実践例を紹介する。



『お金のこと、子どもにきちんと教えられますか?』

 河村 京子/著、青春出版社/刊、請求記号:379.9/ Ka,95
 内容:クレジットカード、電子マネー…子どもの金銭感覚が危ない! わが子を東大・京大現役合格させた講師歴30年の著者が、「簡単でシンプルなお金教育」の方法を伝授する。お金教育を実践した人達の声も掲載。
 著者紹介:1963年生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。「母学アカデミー」学長。お金の管理ができる子どもの育て方など、さまざまなセミナーや講座を開催。著書に「親も楽しむ<後ラク>子育て」など。



『ひとけたの数に魅せられて』

 マーク・チャンバーランド/著、岩波書店/刊、請求記号:410 /C,99
 内容:1はユニークな数、2はつながりを示し、3からカオスや不可能が生まれる!? ひとけたの数が主人公となる数学の楽しい話題、未解決問題エピソードが満載。数の世界のおもしろさが味わえる。
 著者紹介:グリンネル大学教授。専門は数論。


 

『日本画家研究の実験室』

 吉田 俊英/著、中日新聞社 /刊、請求記号:721.9/ Y,86
 内容:川合玉堂、上村松園、東山魁夷…。日本画壇を彩った作家の魅力と日本画の歴史を紹介。著者が学芸員として関わった展覧会図録に載された論考を中心にまとめる。図版も多数掲載。



『小津安二郎の喜び』

 前田 英樹/著、講談社/刊、請求記号:778.2/ Ma,26
 内容:日本映画史に燦然と輝く名匠・小津安二郎。現存する最古の作品「学生ロマンス 若き日」から遺作となった「秋刀魚の味」まで、今日観ることのできる全37作品の魅力を味わい尽くす。
 著者紹介:1951年大阪府生まれ。批評家・立教大学教授。著書に「沈黙するソシュール」「言語の闇をぬけて」など。