新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日3月29日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月5日(火曜日)からです。


『最新わかりすぎる情報セキュリティの教科書』

 SCC教育事業推進本部セキュリティ教育部/著、エスシーシー/刊、請求記号:007 /E,75
 内容:インターネット利用者が直面する課題(事件など)を物語風に紹介し、情報セキュリティについて具体的に解説したテキスト。情報セキュリティ関連の主な法律も掲載。



『1500日震災からの日々』

 岩波 友紀/著、新日本出版社/刊、請求記号:369.3/ I,95
 内容:2011年3月11日。地震と巨大津波が東北地方太平洋沿岸を襲い、原発事故が起きた-。女川町、大船渡市、川内村…。ひとりひとりの「その後」を描く14の物語を、被災からの日数を意識しつつ、写真で紹介する。
 著者紹介:1977年長野県生まれ。フォトジャーナリスト。東日本大震災と福島第一原発事故のその後の撮影も続けている。オンライン誌『The PHOTO JOURNAL』主宰。



『城のつくり方図典』

 三浦 正幸/著、小学館/刊、請求記号:521.8 /Mi,67
 内容:城地の選び方、石垣・天守・御殿の築き方から、城下町のつくり方まで、城造りのすべてがわかる。驚異の築城技術と秘められた謎を、築城プロセスをたどりながら豊富な写真と図で解説する。最新の研究成果を盛り込んだ改訂新版。
 著者紹介:1954年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。工学博士。一級建築士。広島大学大学院文学研究科教授。専門は日本建築史および文化財学。著書に「神社の本殿」など。


 

『むかしの家に学ぶ』

 畑田 耕一/著、大阪大学出版会 /刊、請求記号:527/ H,41
 内容:長年人々が暮らしてきた建物は知恵の宝庫である。伝統的木造日本住宅がそこに住まう人達の生きる力の根本である想像力を高め、人間形成と文化伝承のための教育の場として大変重要な空間であることを述べる。
 著者紹介:昭和9年大阪市生まれ。大阪大学理学部化学科卒。同大学名誉教授。専門は高分子科学。高分子学会高分子科学功績賞、オーストリア化学技術研究所「ハーマンF.マーク賞」他受賞。



『乱舞の中世』

 沖本 幸子/著、吉川弘文館/刊、請求記号:768.2/ O,51
 内容:庶民のみならず貴族や寺院社会を席巻した、白拍子・乱拍子というリズム。滅びてしまった芸態を復元し、今に伝わる能楽にどのように包含されているのかを考察。人々が身体表現の楽しさを知り、舞い始めた時代を描く。
 著者紹介:1974年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。青山学院大学総合文化政策学部准教授。著書に「今様の時代」がある。