新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月3日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月10日(火曜日)からです。

『絵本に魅せられて』

 佐藤 英和/著、こぐま社/刊、請求記号:019.5/ Sa,85
 内容:まだ文字をよめない子どもが「もう一回よんで」と何度も持ってくる絵本には、どんな秘密があるのか? 「こぐまちゃんえほん」シリーズなどのロングセラー絵本をつくった、こぐま社の創業編集者によるユニークな絵本論。
 著者紹介:1928年ビルマ国生まれ。神戸経済大学卒業。河出書房を経て、こぐま社を設立。編集者として多くのロングセラー絵本を生み出す。株式会社こぐま社相談役、公益財団法人東京子ども図書館監事。

『大正期の女性雑誌』

 近代女性文化史研究会/著、大空社/刊、請求記号:051.7 /Ta,24
 大正時代の婦人雑誌の分析を通して当時の女性のおかれた状況を明らかにする。また『青鞜』にかかわった生田長江・木内錠・平井恒・斉賀琴らの思想、足跡に迫るほか、大正新教育時代の三人の実践者について考察する。

『カメが教えてくれた、大切な7つのこと』

 アリョーシャ・A.ロングほか/著、サンマーク出版/刊、請求記号:159/ A,41
 内容:穏やかさと落ち着き、知恵と強さを兼ね備えた特別なカメ、クールマが森の動物たちに伝えた、焦りや不安から心を救う7つの教えとは。心に平安を取り戻し、幸せに生きるための具体的なエクササイズも豊富に盛り込む。

『江戸の健康食』

 小泉 武夫/著、河出書房新社/刊、請求記号:383/ Ko,38
 内容:食材や料理法、加工法に知恵をしぼって、それを食べて病気を防ぎ、健康を維持し、長寿をめざした-。発酵食や、海・山の幸など、江戸時代の健康食をさまざまな古文書から蒐集し、現代的にわかりやすく解説する。
 著者紹介:1943年福島県生まれ。農学博士。東京農業大学名誉教授。専攻は醸造学、発酵学、食文化論。ギャラクシー賞受賞。著書に「猟師の肉は腐らない」「食と日本人の知恵」など。

『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』

澤宮 優ほか/著、原書房/刊、請求記号:384.3/ Sa,95
 内容:赤帽、炭鉱夫、カストリ雑誌業、演歌師、活動弁士…。今では姿を消した、懐かしい昭和の職業全115種を仕事内容から収入額、労働時間まで網羅し、イラスト付きで紹介する。
 著者紹介:熊本県出身。ノンフィクション作家、書評家、エッセイスト。「巨人軍最強の捕手」でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。