新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月7日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月14日(火曜日)からです。


『哲学者に会いにゆこう』

 田中 さをり ほか/著、ナカニシヤ出版 /刊、請求記号:104/ Ta,84
 内容:第一線の哲学者はもちろん、ミュージシャン、精神科医、漫画家、駆け出しの哲学徒まで、各々の「哲学する楽しみ」を中心に聞いたインタビュー集。雑誌『哲学』掲載を単行本化。

『人生はマナーでできている』

 高橋 秀実/著、集英社/刊、請求記号:385.9/ Ta,33
 いたるところにマナーあり。ご指導たまわりたく御座候…。マナー大国ともいえる日本のさまざまなシーンを取材した、おもしろおかしいニッポンのマナー論。『小説すばる』連載に加筆修正して書籍化。
 著者紹介:1961年横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。ノンフィクション作家。「ご先祖様はどちら様」で小林秀雄賞、「弱くても勝てます」でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

『科学の発見』

 スティーヴン・ワインバーグ/著、文藝春秋/刊、請求記号:402/ W,55
 内容:ギリシャの哲人の思索はポエムだった。そこから観察、実証による現代科学がいかに成立したか。物理学者スティーヴン・ワインバーグがテキサス大学で行ってきた科学史の講義に基づいた著書の邦訳。
 著者紹介:1933年アメリカ生まれ。理論物理学者。テキサス大学オースティン校の物理学・天文学教授。「ワインバーグ=サラム理論」を67年に発表し、79年にノーベル物理学賞受賞。

『最期の絵』

 窪島 誠一郎/著、芸術新聞社/刊、請求記号:723.1/ Ku,13
 内容:画家が死んでから、のこされた絵たちの呼吸がはじまる-。宮芳平「黒い太陽」、古賀春江「サーカスの景」、神田日勝「馬」など、人生最後の作品をめぐる画家20人の物語。彼らの絶筆をカラーで掲載。
  著者紹介:1941年東京生まれ。夭折画家のデッサンを展示する「信濃デッサン館」、戦没画学生慰霊美術館「無言館」を設立、館主。作家。「無言館」の活動で第53回菊池寛賞受賞。

『忍者の歴史』

 山田 雄司/著、KADOKAWA/刊、請求記号:789.8/ Y,19
 内容:ある時は敵国へ侵入し、放火、破壊、情報収集をおこなう戦闘員、またある時は大名屋敷や百人番所の警備員…。これまで解明されることのなかった忍者の実像を、歴史資料の研究によって明らかにする。
 著者紹介:1967年静岡県生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻修了。博士(学術)。三重大学人文学部教授。著書に「怨霊とは何か」「忍者修行マニュアル」など。