新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月5日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月12日(火曜日)からです。

『福沢諭吉の『学問のすゝめ』』

 橋本 治/著、幻冬舎/刊、請求記号:002/ H,38
 内容:超有名なのに、みんな実は内容をよく知らない、「学問のすゝめ」の魅力とは-。当時の時代背景や、ことばの意味、諭吉の思考回路もおりこんだ新感覚の解説本。「学問のすゝめ」初編も収録。『ポンツーン』連載をもとに書籍化。
 著者紹介:1948年東京生まれ。小説、評論、古典の現代語訳、エッセイ、芝居の演出など旺盛な創作活動を展開。著書に「いつまでも若いと思うなよ」「初夏の色」「古典を読んでみましょう」など。" 

『空気のはなし』

 稲場 秀明/著、技報堂出版/刊、請求記号:435/I,51
 内容:「風はなぜ吹く?」「空はなぜ青い?」「太鼓を叩くとなぜ音が出る?」 こんな日常のちょっとした疑問や、何気なく見過ごしている問題を、高校生程度の知識でわかるように、なおかつ科学の原理にまで遡って解説する。 
 著者紹介:1942年富山県生まれ。東京大学工学系大学院工業化学専門課程修士修了。工学博士。千葉大学教育学部教授を務めた。著書に「氷はなぜ水に浮かぶのか」など。

『植物はなぜ動かないのか』

 稲垣 栄洋/著、筑摩書房/刊、請求記号:471/ I,52
 内容:植物とはいったいどのような生き物なのか、植物はいかにして植物になったのか、食べられる一方の植物は弱い存在なのか…。「強さとは何か」をテーマに、植物の生き方を探り、わかりやすく解説する。 
 著者紹介:1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。静岡大学大学院教授。専攻は雑草生態学。著書に「身近な雑草の愉快な生きかた」「弱者の戦略」など。

『幸福のモト人生のモト』

 水木 しげる/著、PHPエディターズ・グループ/刊、請求記号:726.1/ Mi,95
 内容:もともと楽して生きられればそれが最高と考えていたわけだが、半生はその逆に苦しい人生になってしまった。だが、できたら、楽園で暮らしてみたいという考えは今も変わっていない-。本音の生き方のヒント、力の抜けた幸福論。
 著者紹介:1922~2015年。鳥取県出身。漫画家、妖怪研究家、冒険家。紫綬褒章受章。文化功労者。代表作に「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」、著書に「日本妖怪大全」など。"

『にっぽんのかわいいタイル』

 加藤 郁美/著、国書刊行会/刊、請求記号:751.4/ Ka,86
 内容:おばあちゃんの家、銭湯、映画館…。昭和を彩ったなつかしいタイルの8割が、岐阜県多治見市笠原町で作られていた。色とりどりのタイルを生み出した笠原町と、いまも笠原タイルを貼った建物がのこる全国の街町を訪ねる。 
 著者紹介:北海道生まれ。作品社で編集ののち、独立。月兎社主宰。著書に「切手帖とピンセット」など。