新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日8月2日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月9日(火曜日)からです。

『信長軍の合戦史』

 日本史史料研究会/監修 ほか、吉川弘文館/刊、請求記号:210.47/ N,91
 内容:桶狭間の戦いから本能寺の変まで、天下布武をかかげ戦争を繰り広げた織田信長。信頼性の高い一次史料を用いて信長軍の合戦を解説。戦いの経過だけでなく、戦前・戦後の戦略的評価にも目を配り、信長の戦争の本質に迫る。

『 「地方創生」へのまちづくり・ひとづくり』

 袖井 孝子/編著 ほか、ミネルヴァ書房/刊、請求記号:318.6/ So,17
 内容:住民主体の「まちづくり」のノウハウと、行政・企業・NPOと一般の住民が担う「まちづくり」の実践例を紹介。長期的・継続的に重要となる「ひとづくり」についてもわかりやすく指南する。 
 著者紹介:1938年生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京家政学院大学客員教授。コミュニティネットワーク協会会長。シニア社会学会会長。著書に「高齢者は社会的弱者なのか」など。

『徳川家当主に学ぶほんとうの礼儀作法』

 徳川 義親/著 祥伝社/刊、請求記号:385.9/ To,36
 内容:旧大名家に育ち、若くして尾張徳川家の十九代当主となった、徳川義親による礼儀作法本。冠婚葬祭のような非日常の儀礼の知識よりも肝心な、日常のエチケットを教える。エチケットの考え方もわかりやすく説明する。
 著者紹介:1886~1976年。東京生まれ。東京帝国大学理科大学植物科卒業。尾張徳川家第19代当主。全国聾啞連盟総裁や文化服装学院短期大学学長の任につくなど、社会文化事業に貢献した。

『森を食べる植物』

 塚谷 裕一/著、岩波書店/刊、請求記号:471.7/ Ts,57
 内容:森の落ち葉や枯れ枝を栄養源とするカビやキノコから、その栄養を奪い取っている腐生植物。間接的に森を食べて暮らす腐生植物に深い思い入れを持つ著者が、その奇妙な生態をいきいきと紹介する。 
 著者紹介:1964年生まれ。東京大学大学院理学系研究科教授。博士(理学)。放送大学客員教授、岡崎統合バイオサイエンスセンター客員教授を併任。著書に「スキマの植物図鑑」など。

『字幕屋の気になる日本語』

 太田 直子/著、新日本出版社/刊、請求記号:778/ O,81
 内容:字幕屋・太田直子の言葉のセンスは、人生をかけた字幕愛から生まれた-。研ぎ澄まされた感覚で巷の言葉に心憎い違和感を表明する、『しんぶん赤旗』『本が好き!』連載等を纏めた遺稿集。
 著者紹介:1959~2016年。広島県生まれ。天理大学外国語学部ロシア学科卒業。映画字幕翻訳者。映画「ボディガード」などの字幕を手がける。著書に「字幕屋のニホンゴ渡世奮闘記」など。