新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日、8月16日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月23日(火曜日)からです。

『国分寺の誕生』

 須田 勉/著、吉川弘文館/刊、請求記号:185.9/ Su,13/
 内容:古代国家構想の核心だった国分寺。近年の考古学による成果から、堂塔の配置が統一的なものではなく、地域情勢との関係の中で建設されたことを解明。建立にいたる政治状況を辿り、諸国国分寺を解説する。
 著者紹介:1945年埼玉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。元国士舘大学教授。博士(文学、早稲田大学)。著書に「古代東国仏教の中心寺院・下野薬師寺」「日本古代の寺院・官衙造営」など。

『 平安人物志』

 舩橋 晴雄/著、中央公論新社/刊、請求記号:281.62/ F,88
 内容:18世紀の京都に何が起こったのか。伊藤若冲、円山応挙、曽我蕭白らのことを、同時代を生きた人物に尋ねるという形式で、学問、芸術の開花、発展を導いた「時代精神」を浮き彫りにする。
 著者紹介:1946年東京生まれ。東京大学法学部卒業。大蔵省入省、副財務官、国税庁次長、国土交通審議官などを歴任。シリウス・インスティテュート代表取締役。著書に「純和風経営論」など。

『三本木農業高校の命の授業』

 青森県立三本木農業高等学校/監修、光文社/刊、請求記号:376.4/ Sa,61
 内容:春の全校田植え、夏のニワトリの解体、秋の収穫、冬の動物たちの世話、年間を通じて行われる「命の花プロジェクト」…。「2013年農業クラブ全国大会」の意見発表競技で最優秀賞と文部科学大臣賞に輝いた高校の1年を追う。

『面白くて眠れなくなる元素』

 左巻 健男/著、PHPエディターズ・グループ/刊、請求記号:431.1/ Sa,57
 内容:私たちの体は炭素・水素・酸素などからできている化合物の集まり。元素を知ることは、身のまわりの世界がどうやってできているかを知ること。118種類の元素の世界を面白く役に立つ話題に結びつけて、やさしく紹介する。
 著者紹介:法政大学教職課程センター教授。東京大学講師(非常勤)。中学校理科教科書(新しい科学)編集委員・執筆者。専門は理科教育。著書に「面白くて眠れなくなる物理」など。

『世界も驚くおいしいパン屋の仕事論』

 成瀬 正/著、PHP研究所/刊、請求記号:673.7/ N,54
 内容:小さな“町のパン屋さん”はどのようにして人を育て、味を究め、世界に認められるまでになったのか。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」でも紹介された飛驒高山の「トラン・ブルー」オーナーシェフがその仕事論を語る。
 著者紹介:1960年岐阜県生まれ。成城大学経済学部卒業。TRAIN BLEUオーナーシェフ。著書に「トラン・ブルーが切り拓くパンの可能性」がある。"