新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日10月4日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、10月11日(火曜日)からです。

『家具でつくる本の空間 』

 藤江和子アトリエ/著、彰国社/刊、請求記号:012.9/ F,56
 内容:家具が生み出す、本と人のしあわせなかたち。藤江和子の発想とデザインプロセスを5つの物語と150の図面で読み解く。「みんなの森ぎふメディアコスモス」「真壁伝承館」「多摩美術大学図書館」など全33作品を収録。

『朝鮮の対日外交戦略』

 李 穂枝/著、法政大学出版局/刊、請求記号:319.2/ I,11
 内容:日本と清のはざまで、朝鮮は激動の時代をどう生きたか。1876年から1893年まで、朝鮮が清との宗属(宗主国と属邦)関係をいかに活用しつつ対日外交を展開したかを分析し、朝鮮の主体的外交の様相を明らかにする。
 著者紹介:1974年韓国生まれ。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科学術研究員、昭和女子大学、東海大学非常勤講師。

『子どもの疑問を大切に』

 大前 孝夫/著、丸善プラネット/刊、請求記号:370/ O,61
 内容:「子どもの疑問」を大切にすることによって、子どもたちに「考える力」「探究心」「学習意欲」等を培って欲しいと願う著者が、なぜ疑問が大切なのか、子どもの疑問を支える要件などについて解説する。
 著者紹介:1952年兵庫県生まれ。2008年、兵庫県加東市小学校教員を退職。著書に「拝啓植村直己様」がある。

『秘められた和食史』

 カタジーナ・チフィエルトカ/著、新泉社/刊、請求記号:383.8/ C,98
 内容:ユネスコの世界無形文化遺産に登録され、「伝統的な食文化」として注目を浴びる和食。しかし、和食の由来と変遷を誤解していないだろうか。日欧の気鋭の食文化研究者がていねいに史実を探り、和食の近代史を解き明かす。
 著者紹介:ポーランド出身。オランダのライデン大学教授(近代日本研究専攻)。

『なぜ蚊は人を襲うのか』

 嘉糠 洋陸/著、岩波書店/刊、請求記号:486.9/ Ka,59
 内容:アフリカの大地で巨大蚊柱と格闘し、アマゾンでは牛に群がる蚊を追う。かたや東京のど真ん中の研究室で万単位の蚊を飼育-。そんな著者が、蚊の知られざる奇妙な生態の数々を語る。
 著者紹介:1973年山梨県生まれ。大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。東京慈恵会医科大学熱帯医学講座教授、同大学衛生動物学研究センター長。専門は衛生動物学、寄生虫学。