新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日10月25日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、11月1日(火曜日)からです。

『仕掛学 』

 松村 真宏/著、東洋経済新報社/刊、請求記号:141.7/ Ma,82
 内容:小さな鳥居を設置すると、ポイ捨てしづらくなる-。仕掛けは行動の選択肢を増やすもの。仕掛けの仕組み、発想法など、著者がこれまで取り組んできた、行動を変化させる「仕掛け」についての研究を平易にまとめる。 
 著者紹介:1975年大阪生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。大阪大学大学院経済学研究科准教授。博士(工学)。 

『ニッポン島遺産』

 斎藤 潤/著、実業之日本社/刊、請求記号:291.09 /Sa,25
 内容:日本の島々に残る古からの遺産を訪ね歩けば、改めて日本の豊かさ、面白さを発見できる-。悪石島のボゼ、硫黄島に刻まれた記憶、軍艦島の廃墟群、ハミャ島の大砂丘…。後世に残したい自然・文化を抱く珠玉の40島を紹介。
 著者紹介:1954年岩手県生まれ。東京大学文学部露文科卒業。月刊誌『旅』などの編集に携わった後、フリーランスライターに。旅、島、食、自然、農林水産業などをテーマに全国を巡り執筆活動を行う。

『虫の目になってみた』

 海野 和男/著、河出書房新社/刊、請求記号:486/ U,76
 内容:昆虫は世界をどんなふうに認知しているのか。アブラムシを食べるテントウムシ、シジミチョウの幼虫とアリの蜜月、臭いでSOSを送るカメムシなど、小さな脳しか持たない彼らの合理的な生き様を、昆虫目線で追いかける。 
 著者紹介:1947年東京生まれ。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。アジアやアメリカの熱帯雨林で昆虫の擬態を撮影。日本自然科学写真協会会長。著書に「大昆虫記」など。

『町の未来をこの手でつくる』

 猪谷 千香/著、幻冬舎/刊、請求記号:518.8/ I,23
 内容:高齢化・過疎化・財政難に直面する岩手県紫波町は、今や県内第2位の地価上昇率を記録し、駅前エリアには年間90万人以上が訪れる。補助金や大手企業に頼らない、公民連携によるまちづくりの全貌を明らかにする。
 著者紹介:1971年東京生まれ。明治大学大学院博士前期課程考古学専修修了。産経新聞記者等を経て、ハフィントンポスト日本版記者。著書に「日々、きものに割烹着」など。

『ガーデニングとイギリス人』

 飯田 操/著、大修館書店/刊、請求記号:629.2/ I,26
 内容:修道院の思索の庭、権勢誇示のための贅を尽くした整形庭園、コテージ・ガーデン…。何世紀もかけて、岩だらけの島を花一杯のエデンの園に変えてきたイギリスのガーデナー。そのガーデニング文化を俯瞰する。
 著者紹介:1946年兵庫県生まれ。広島大学名誉教授。博士(学術)。著書に「忠犬はいかに生まれるか」「それでもイギリス人は犬が好き」など。