新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日11月22日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、11月29日(火曜日)からです。

『虫塚紀行』

 柏田 雄三/著、創森社/刊、請求記号:382.1/ Ka,77
 内容:虫塚、虫供養塔、虫感謝・記念碑などは、古くから人と虫と自然の強い結びつきをあらわす証し。虫関連の歌碑・句碑も含め、津々浦々の虫塚のありかや存在理由、姿・形などの現況を豊富な写真とともに紹介する。
 著者紹介:1945年生まれ。鹿児島県出身。東京大学農学部農業生物学科卒業。虫塚研究家、昆虫芸術研究家。住化タケダ園芸(株)(現、住友化学園芸)代表取締役社長、アース製薬(株)顧問を歴任。

『自然がつくる不思議なパターン』

 フィリップ・ボール/著、日経ナショナルジオグラフィック社/刊、請求記号:463.7/ B,16
 内容:ハチの巣の六角形、貝殻のらせん形、葉脈の枝分かれ…。生物にも無生物にも、微小世界にも大宇宙にも共通する、特徴的な形やパターン。美しい大判写真とともに、自然界の秩序を数学と科学で掘り下げる。
 著者紹介:フリーランスのサイエンスライター。20年あまりにわたって『Nature』誌のエディターを務め、幅広いメディアで執筆活動を行う。著書に「かたち」「流れ」「枝分かれ」など。

『橋を透して見た風景』

 紅林 章央/著、都政新報社/刊、請求記号:515/ Ku,59
 内容:東京都で多くの橋の建設に携わってきた著者が、東京の橋の成り立ちから、関わった先達の情熱までも丁寧に掘り起こす。貴重な写真も多数掲載。『都政新報』連載を改題、加筆して単行本化。
 著者紹介:八王子出身。東京都建設局橋梁構造専門課長。奥多摩大橋、多摩大橋を始め、多くの橋やゆりかもめ、中央環状品川線などの建設に携わる。

『老舗の流儀』

 黒川 光博 ほか/著、新潮社/刊、請求記号:588.3/ Ku,74
 内容:過去の挑戦の連続に現在(いま)はある-。虎屋500年、エルメス180年。会社が長く続く真の理由とは? 最先端を走り続ける老舗企業の秘密の舞台裏を、当事者たちが語り、案内する。 
 著者紹介:1943年東京都生まれ。学習院大学法学部卒業。「虎屋」代表取締役社長。

『日本の助数詞に親しむ』

 飯田 朝子/著、東邦出版/刊、請求記号:815.2/ I,26
 内容:海にいるときは一匹の魚が、釣り上げられると一尾の魚。日本語には数えるための言葉「助数詞」が豊富にあります。火鉢の数え方からメールの数え方まで、258種類の助数詞を掲載。日本人のものの「捉え方」がわかる一冊。
 著者紹介:1969年東京都生まれ。東京大学人文社会系研究科言語学専門分野博士課程修了。中央大学商学部教授、米国UCLAアジア言語文化研究所客員研究員。著書に「数え方の辞典」など。