新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日1月24日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月31日(火曜日)からです。
 

『骸骨考』

 養老 孟司/著、新潮社/刊、請求記号:385.6/Y,84
  内容:人は必ず骨になる。例外は、ない-。イタリア、ポルトガル、フランスへの墓地めぐりの旅をし、
「骸骨」との格闘を重ねた、養老流身体哲学の到達点。カラー写真も多数掲載。季刊誌『考える人』連載をもとに単行本化。
 著者紹介:1937年鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業。同大学名誉教授。「からだの見方」でサントリー学芸賞受賞。他の著書に「バカの壁」など。

『ねえ君、不思議だと思いませんか?』

 池内 了/著、而立書房/刊、請求記号:404/I,35
 内容:電力の完全自由化の行方、「リニア」の行きつく先、STAP細胞を巡るドタバタ劇、軍事化する宇宙…いま日本に何が起こっているのか? 折々に綴った科学時評をまとめる。『中日新聞』や企業の業界誌等連載を書籍化。
 著者紹介:1944年兵庫県生まれ。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。著書に「科学者と戦争」「科学・技術と現代社会」「生きのびるための科学」など。

『日本美人の七十二候』

 山下 景子/著、PHPエディターズ・グループ/刊、請求記号:449.3/Y,44
 内容:十五日ごとに季節を伝えてくれる二十四節気と、五日おきに訪れる七十二候。「春告鳥」「蟬の羽衣」「後れ菊」「初明り」といった季節のことばとともに、旧暦を暮らしに取り入れるヒントを紹介します。
 著者紹介:武庫川女子短期大学国文科卒業。作詞家をめざす。作詞のために集めた美しい言葉の切れ端をメールマガジンで発行。 著書に「美人の日本語」「手紙にそえる季節の言葉365日」など。

『カリカリベーコンはどうして美味しいにおいなの?』

 ANDY BRUNNING/著、化学同人/刊、請求記号:498.5/B,78
 内容:ミントはどうして口のなかでスーッとするの? タマネギを切ると、どうして涙が出るの?
食べ物や飲み物にまつわる奇妙で面白い話をとりあげ、それらのもとになる化学をわかりやすくシンプルに説明する。   
 著者紹介:イギリス・ケンブリッジに拠点を置く化学の教師。パッとみてわかるポスターで知られる化学系の人気ブログ『Compound Interest』を運営するクリエイターでもある。

『芸術家の愛した家』

  池上 英洋/著、エクスナレッジ/刊、請求記号:723/I,33
 内容:芸術家たちの家を見ることは、彼らの人柄に触れることであり、暮らしぶりを覗くことであり、当時の社会を知ることに?がる。ダリ、ミケランジェロ、ゴッホ…。17人のアーティストの私的空間から人生と名作を読み解く。
 著者紹介:1967年広島県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。美術史家、東京造形大学教授。日本文藝家協会会員。著書に「「失われた名画」の展覧会」「西洋美術史入門」「死と復活」など。