新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日2月7日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、2月14日(火曜日)からです。
 

『ニホンオオカミは消えたか?』

 宗像 充/著、旬報社/刊、請求記号:489.5/Mu,32
 内容:「ニホンオオカミ」は本当に1種類? なぜ生き残ったか? 100年以上前に絶滅したとされるニホンオオカミの生存を検証し、その正体を追う。月刊『望星』連載をもとに書籍化。 
 著者紹介:1975年大分県生まれ。一橋大学卒業。ジャーナリスト。著書に「子どもに会いたい親のためのハンドブック」「街から反戦の声が消えるとき」がある。 

『ニューロンで解く心の苦しみと安らぎ』

 松本 隆男/著、東京電機大学出版局/刊、請求記号:491.3/Ma,81
 内容:人体において情報処理や情報伝達の役割を担っているニューロンが相互に結合して形づくるネットワーク(ニューラルネットワーク)の立場から心の苦しみを考察し、ニューラルネットワークと仏教の教えの関わりについて論じる。
 著者紹介:1949年愛媛県生まれ。佛教大学文学部仏教学科卒業。東京電機大学工学部情報通信工学科教授。臨済宗円覚寺派泥牛庵暁天座禅会幹事。著書に「犬から教わった禅」がある。 

『記念植樹と日本近代』

 岡本 貴久子/著、思文閣出版/刊、請求記号:653/O,42
 内容:近代日本で行われた「記念植樹」。時代背景と照合しながら、活動の主導的立場にあった林学者・本多静六に注目し、彼の生家の富士山信仰・不二道の思想的影響も視野に入れながら、近代国家形成のあゆみに記念植樹を位置づける。
 著者紹介:総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程修了。博士(学術)。国際日本文化研究センター共同研究員。所属学会は文化資源学会、美術史学会、生き物文化誌学会。 

『伝えることから始めよう』

 高田 明/著、東洋経済新報社/刊、請求記号:673.3/Ta,55
 内容:伝わるコミュニケーションのベースとなる人生哲学とは。家業のカメラ店の手伝いで観光写真を撮っていた時代から、日本一有名な通販会社「ジャパネットたかた」を卒業するまでを振り返りながら、社員に伝えてきたことを語る。
 著者紹介:1948年長崎県生まれ。大阪経済大学卒業。ジャパネットたかた創業者、A and Live代表取締役。

『映画は戦争を凝視する』

  村瀬 広/著、新日本出版社/刊、請求記号:778.7/Mu,57
 内容:兵士のPTSD、ナチスの子どもたちのその後、ユーゴ紛争・サラエボ戦争の実相…。戦争に関連する現代の映画をピックアップして、戦争の知られざる真実を明らかにする。『地方財務』連載「映画の窓から」をもとに書籍化。
 著者紹介:1944年山形県生まれ。映画評論家。