新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日2月28日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月7日(火曜日)からです。

『錯視の科学』

 北岡 明佳/著、日刊工業新聞社/刊、請求記号:145.5/Ki,72
 内容:錯視、すなわち目の錯覚。ただ見て楽しむだけでなく、そのメカニズムを知ると、さらに錯視の世界が広がります。明暗が作り出す錯視、動きを感じる錯視など、様々な錯視を、図をふんだんに用いて解説します。
 著者紹介:1961年高知県生まれ。筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。教育学博士。立命館大学総合心理学部教授。著書に「錯視入門」など。

『あっけらかんの国キューバ』

 越川 芳明/著、猿江商會/刊、請求記号:302.5/Ko,85
 内容:日本人で唯一、現地の黒人信仰<サンテリア>の司祭になった、向こう見ずな大学教授が、ゆるくてタフなキューバ人の素顔を「格言」で読み解く。写真も豊富に掲載。『日本経済新聞』夕刊の連載に大幅な書き下ろしを加える。
 著者紹介:1952年生まれ。明治大学文学部教授。専門は現代アメリカ文学。著書に「壁の向こうの天使たち」「ギターを抱いた渡り鳥」「トウガラシのちいさな旅」など。

『スリープ・レボリューション』

 アリアナ・ハフィントン/著、日経BP社/刊、請求記号:498.3/H,98
 内容:睡眠の質を高めることで、健康だけでなく生活も、仕事も、人間関係も、劇的に改善する。最新の睡眠科学と著者の実体験をベースに、人を幸福にする最高の睡眠の取り方を科学的かつ具体的に解説。睡眠チェックリスト付き。
 著者紹介:ギリシア出身。ケンブリッジ大学卒業。『ハフィントンポスト』創設者。スライブ・グローバル社の創設者・CEO。著書に「サード・メトリック」など。

『5歳の子どもにできそうでできないアート』

 スージー・ホッジほか/著、東京美術/刊、請求記号:702/H,81
 内容:ダリ「ロブスター電話」、ムンク「叫び」…。なぜこれがアートなのか? 評論家から酷評された100作品を取り上げ、その芸術的な手法と意味を探り、現代美術が決して子どもの遊びや単なる新奇な試みではないことを証明する。
 著者紹介:作家、歴史家、教育者、アーティスト。学校では工芸と美術史を教えてきた。画家・イラストレーターとしてのキャリアをもち、技術書の執筆、絵画制作のワークショップも主宰する。

『文章が変わる接続語の使い方』

  沖森 卓也/著、ベレ出版/刊、請求記号:815.6/O,51
 内容:理解しやすい文章を書く、または話すためには、文相互の関係に応じた適切な接続語を選ぶことが必要になる。接続語の役割・効果的な使い方・ニュアンスの違いを豊富な例文で解説する。
 著者紹介:1952年三重県生まれ。立教大学文学部教授。博士(文学)。専攻は日本語学、特に日本語の歴史的研究。著書に「日本の漢字1600の歴史」など。