新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日、4月11日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月18日(火曜日)からです。

『マリー・アントワネットの髪結い』

 ウィル・バショア/著、原書房/刊、請求記号:289.3/A,49
 内容:高くそびえる奇抜な髪形を考案、王妃が終生信頼を寄せた髪結いが見た激動の時代。日常生活、ファッション、人間関係、革命、逃亡事件…彼の回顧録を精査しながら、最後のフランス王妃の真実の姿を浮き彫りにする。
 著者紹介:オハイオ大学で仏語の学士号と仏文学の修士号を、アメリカン・グラデュエート・スクール・イン・パリで国際関係研究の博士号を取得。フランクリン大学教授。

『バブルと生きた男』

 植村 修一/著、日本経済新聞出版社/刊、請求記号:332.1/U,42
 内容:住友・富士による熾烈な貸出競争、住専問題の激震…。日銀、大蔵省の現場で、何が起きていたのか。日本のバブル崩壊とその後遺症、海外でのバブル発生と崩壊による一連の出来事に関わってきた著者の、「体験的バブル論」。
 著者紹介:1956年福岡県生まれ。東京大学法学部卒業。日本銀行、独立行政法人経済産業研究所などを経て、大分県立芸術文化短期大学国際総合学科教授。著書に「リスクとの遭遇」など。 

『科学のあらゆる疑問に答えます』

 ミック・オヘア/著、SBクリエイティブ/刊、請求記号:404/O,27
 内容:宇宙に温度計をもっていったらどこを指す? どうして手と足には指が5本ずつあるの? 英国ナンバーワン科学雑誌『ニュー・サイエンティスト』が贈る、科学の面白さと不思議さに満ちた、痛快無比のQ&Aコラム集。
 著者紹介:英国の科学雑誌『ニュー・サイエンティスト』誌の編集者。同誌の人気コラム「ラスト・ワード」を担当。著書に「ペンギンの足はなぜ凍らないの?」など。 

『里地里山エネルギー』

 河野 博子/著、中央公論新社/刊、請求記号:501/Ko,76
 内容:風力、太陽光、小水力など自然資源を使った「小さいエネルギー」。この電力で地域内の暮らしをまかなえるのか。「地産地消」「地方創生」はできるのか。その夢と現実を徹底検証する。
 著者紹介:1956年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。コーネル大学で修士号(国際開発論)取得。読売新聞編集局企画委員。著書に「アメリカの原理主義」など。 

『地域活性化の情報戦略』

 安藤 明之 ほか/著、芙蓉書房出版 /刊、請求記号:601.1/A,47
 内容:大都市優位の流れの中で、地域創生・地域活性化をどう図るか。現代社会に大きな影響力を持つICTの活用という切り口で、情報戦略アプローチを観光・広報・情報伝達・産業・生活と文化の面から考察する。各地の事例も紹介。
 著者紹介:東京生まれ。東京都立科学技術大学大学院工学研究科博士課程単位取得満期退学。東京経済大学名誉教授。著書に「社会調査・アンケート調査とデータ解析」「最新情報処理概論」など。