新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月9日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月16日(火曜日)からです。

『「お絵かき」の想像力』

 皆本 二三江/著、春秋社/刊、請求記号:376.1/Mi,38
 内容:言葉にできない思いを表現するには、絵はまさにうってつけ。子どもの絵に目を凝らし耳を傾ければ、子どもの心の声が聞こえてくる…。美術研究の大家が、子どもの絵から読み解けるさまざまな可能性を探る。
 著者紹介:1926年生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科漆芸専攻修了。武蔵野大学名誉教授。美術教育の立場から造形表現における男女の性差を研究。著書に「0歳からの表現・造形」他。  

『この子は育てにくい、と思っても大丈夫』

 星山 麻木/著、河出書房新社/刊、請求記号:378/H,92
 内容:こんなに子どものことを思っているのに…。ひとりで頑張っているお母さんが幸せな子育てができるように、特別支援を専門とする著者が贈るメッセージ。「ただありのままのその子を大切にすること」が子育てであると伝える。
 著者紹介:東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻(母子保健学)博士課程修了。明星大学教育学部教育学科教授。保健学博士。(社)こども家族早期発達支援学会会長。日本音楽療法学会認定音楽療法士。 

『洞窟ばか』

 吉田 勝次/著、扶桑社/刊、請求記号:454.6/Y,86
 内容:ときに10日間以上洞窟に入りっぱなしのことも。何度死にかけても、暗闇の先にある誰も見たことのない世界がどうしても見てみたい! 洞窟探検家が自身の半生を振り返りながら、洞窟愛を綴る。
 著者紹介:1966年大阪府生まれ。洞窟探検家。(有)勝建代表取締役、(社)日本ケイビング 連盟会長。洞窟をガイドする事業「地球探検社」、洞窟探検チーム「JET」等主宰。 

『菜食への疑問に答える13章』

 シェリー・F.コーブ /著、新評論/刊、請求記号:498.5/C,84
 内容:お乳や卵はいいんじゃない? 動物も他の動物を食べるけど? 菜食への質問を取り上げ、人の自然な感覚や良心にもとづく回答を示すことで、菜食への理解を促すと同時に、それを出発点とした倫理的な生のあり方を考察する。
 著者紹介:ハーバード大学法学院を卒業し、最高裁判事ハリー・A・ブラックマンの助手を務める。コーネル大学法学院法学教授。動物の権利、男女の平等、刑事訴訟法等を担当。著書に「性が問題になる時」など。 

『物語論』

 橋本 陽介/著、講談社/刊、請求記号:901.3/H,38
 内容:「おもしろい物語」とは、どのように作られているのか。文体論や言語学を用いて物語の構造を分析し、森鷗外、ガルシア=マルケスから、「ワンパンマン」「シン・ゴジラ」まで、豊富な用例でその設計図を導き出す。
 著者紹介:1982年埼玉県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。同大学非常勤講師。博士(文学)。著書に「7カ国語をモノにした人の勉強法」など。