新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日、5月9日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月16日(火曜日)からです。

『モバイルボヘミアン』

 本田 直之/著  四角 大輔/著、ライツ社/刊、請求記号:159.4/H,84
 内容:会社員だった著者2人はどうやって、場所にも、時間にも、会社にも、だれにも縛られない自由な生き方を手にしたのか? 2人の半生をベースに、旅するように生きるための思考法と、実践のための具体的なノウハウを紹介する。
 著者紹介:レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。日米のベンチャー企業への投資育成事業を行う。

『人と植物の文化史』

 国立歴史民俗博物館/編、古今書院/刊、請求記号:472.1/H,77
 内容:朝顔の品種改良の数々、和服の小袖模様に描かれた花から当時の栽培技術を考察するなど、意外な話題から、植物の文化を描く。2015年10月に開催の第97回歴博フォーラムの内容をもとに書籍化。

『認知症とともに生きる私「絶望」を「希望」に変えた20年』

 クリスティーン・ブライデ ン/著 馬籠 久美子/訳、大月書店/刊、請求記号:493.7/B,79
 内容:1995年、46歳で認知症の診断を受けた著者は、それ以来20年間にわたって、当事者として発言することで認知症への偏見を打ち破り、世界の医療やケアの改革に大きく貢献した。みずから選んだ14篇の講演を収録する。
 著者紹介:1949年イギリス生まれ。オーストラリア首相に科学技術について助言する科学技術顧問を務めた。46歳でアルツハイマー病と診断。オーストラリア勲章(メンバー章)を受勲。 

『川を歩いて、森へ』

 天野 礼子/著、中央公論新社/刊、請求記号:519.8/A,43
 内容:日本の川のかけがえなさに気づいた若き日々、開高健のもとでの修業時代、国を相手に体を張った反ダム運動、そして、養老孟司らの協力を得ながら進めている地域再生…。現代日本が抱える問題に水辺から光をあてる。
 著者紹介:1953年京都市生まれ。「森里川海大好き!読本」編集委員。著書に「日本一の清流で見つけた未来の瞳」「“林業再生”最後の挑戦」など。

『桃山・江戸時代初期の大大名の茶の湯』

 矢部 誠一郎/編、宮帯出版社/刊、請求記号:791.2/Mo,29
 内容:茶の湯外交、武家茶の湯の成立、地方への伝播…。利休、織部らに学んだ、安土桃山時代・江戸時代初期の大大名、毛利輝元、前田利家・利長、島津義弘、伊達政宗、佐竹義宣、蜂須賀家政の茶の湯文化への関わりを明らかにする。
 著者紹介:1941年生まれ。國學院大學大学院文学研究科日本史学博士課程満期退学。玉川大学文学部教授、鎌倉女子大学教授を歴任。著書に「日本茶の湯文化史の新研究」「細川三斎」など。