新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月27日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月4日(火曜日)からです。

『徳川社会の底力』

 山崎 善弘/著、柏書房/刊、請求記号:210.5/Y,43
 内容:江戸時代が260年余も続いた理由とは? その底力を読み解くカギは「仁政」「御救い」「百姓成り立ち」「中間層」の4つにあった。世界史上、ほかに類例のない徳川時代の平和と安定を、「社会」に視点を置いて論じる。
 著者紹介:1968年兵庫県生まれ。関西大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程修了。東京未来大学モチベーション行動科学部専任講師。博士(文学)。著書に「将軍と大名」など。

『人生の終い方』

 NHKスペシャル取材班/著、講談社 /刊、請求記号:281.04/J,52
 内容:自分の人生がもう長くないとわかったとき、あなたなら何をしますか-。桂歌丸、水木しげるなど、11の自分らしい最後の時間の生き方を紹介する。NHKスペシャル「人生の終い方」をもとに書籍化。 

『子どもの見ている世界』

 内田 伸子/著、春秋社、請求記号:379.9/U,14
 内容:叱られながらの学びは身につかない。英語の早期教育に「待った!」の理由…。心と脳の最新科学をもとに、発達心理学の第一人者が贈る子育てメッセージ。同じ目線に立ち、心の声を聴くことの大切さを綴る。
 著者紹介:1946年群馬県生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。同大学名誉教授。十文字学園女子大学理事、特任教授。学術博士。著書に「子育てに「もう遅い」はありません」など。 

『先生、犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか!』

 小林 朋道/著、築地書館/刊、請求記号:481.7/Ko,12
 内容:ヤドカリたちが貝殻争奪戦を繰り広げ、飛べなくなったコウモリは涙の飛翔大特訓をし、ヤギは犬を威嚇する…。自然豊かな鳥取環境大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。
 著者紹介:1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。公立鳥取環境大学教授。専門は動物行動学、人間比較行動学。著書に「絵でわかる動物の行動と心理」など。

『カクテルの歴史』

 ジョセフ・M.カーリン/著、原書房/刊、請求記号:596.7/C,18
 内容:氷の普及やソーダ水の登場に後押しされて19世紀初頭にアメリカで生まれ、今では世界中で愛されているカクテル。原形となった「パンチ」との関係やカクテル誕生の謎、ファッションその他への影響、最新事情などを紹介する。
 著者紹介:『現代栄養学 Nutrition Today』誌の記事を担当。マサチューセッツ大学ボストン校のオッシャー生涯学習機関プログラムで食物史を教えている。