新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日11月28日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、12月5日(火曜日)からです。


『差異力』

 伊藤 嘉明/著、総合法令出版 /刊、請求記号:159.4/I,89
 内容:人と違ってもいい。違和感こそが、人生を切り拓く力、「差異力」の源になる-。いまの自分に違和感を持つ人たちに向け、常識にとらわれずに予測不能の時代を生き抜くヒントを届ける。

『雑草は軽やかに進化する』

 藤島 弘純/著、築地書館/刊、請求記号:470/F,66
 内容:オオバコはなぜ農地に侵入しないのか。ツユクサは雑草になるためにどんな戦略をとっているか。花・葉・種子などの形態的変化や染色体数の変異をたんねんに読み解き、地理的・生態的分布から、雑草たちの進化の謎に迫る。
 著者紹介:1933年愛媛県生まれ。愛知大学教育学部卒業。理学博士。高校教諭を経て、鳥取大学教授、99年定年退官。著書に「雑草の自然史」など。

『世界に「かゆい」がなくなる日』

 柿木 隆介/著 、ナツメ社/刊、請求記号:494.8/Ka,25
 内容:かゆみの世界は謎だらけ! 皮膚の構造や働きから、皮膚で起こるかゆみのメカニズム、乾燥肌がかゆいわけ、花粉症によるかゆみ、かゆみ止め薬を使わない治療法、かゆみ研究の最前線までを、わかりやすく説明する。
 著者紹介:九州大学医学部卒業。内科医、神経内科医。自然科学研究機構生理学研究所教授、総合研究大学院大学教授、順天堂大学客員教授。著書に「脳にいいこと悪いこと大全」など。

『キムラ食堂のメニュー』

 木村 衣有子/著 、中央公論新社/刊、請求記号:596/Ki,39
 内容:懐かしの大食堂、小さな台所での工夫、郊外のコーヒーショップ…。飲食店主や職人の取材を続けるかたわら、お酒のミニコミ『のんべえ春秋』を発行してきた著者が、さまざまな食べもの・飲みものとの出合いを綴る。

『トリュフの歴史』

 ザッカリー・ノワク/著、原書房/刊、請求記号:657.8/N,97
 内容:かつて「蛮族の食べ物」とされたグロテスクなキノコは、いかに世界のグルメ垂涎の的となったのか。文化・歴史・科学等の幅広い観点から、多くの顔を持つトリュフの謎に迫る。レシピ付き。
 著者紹介:環境史家。19世紀のアメリカ史が専門。食の歴史の研究も行い、イタリアのアンブラ研究所で、アソシエイト・ディレクターとして食物研究プログラムに従事している。