新着図書からおすすめの5冊

 
 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日12月19日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、12月26日(火曜日)からです。


『絵本を深く読む』

 灰島 かり/著、玉川大学出版部/刊、請求記号:019.5/H,15
 内容:絵本の世界には「絵」と「文」、音読する「声」、大人と子どもがともにいる「場」が発生する。絵本の世界を身体ごと楽しみながら、新しい絵本論を切り拓いた著者の遺作。『日本児童文学』等の連載をもとに加筆、再構成。
 著者紹介:1950~2016年。国際基督教大学卒業。子どもの本の翻訳、研究、創作と幅広い仕事を行った。作品に「あいうえおのえほん」など。

『脳の意識 機械の意識』

 渡辺 正峰/著、中央公論新社 /刊、請求記号:491.3/W,46
 内容:科学者や哲学者を悩ませる「意識の問題」とは? 人工的に意識を作りだせるのか? 現代科学のホットトピックであり続ける意識研究の最前線から、気鋭の脳神経科学者が、人間と機械の関係が変わる未来を描きだす。
 著者紹介:1970年千葉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。同大学大学院工学系研究科准教授およびドイツのマックス・プランク研究所客員研究員。

『「きたない子育て」はいいことだらけ!』

 ブレット・フィンレー 他/著 、プレジデント社 /刊、請求記号:493.9/F,27
 内容:除菌・殺菌しすぎは万病のもと、ぜんそく・アレルギーは予防できる…。最新科学が実証した、微生物のすごい力。腸内環境を豊かにし、子どもを心身ともに強くする科学的育児法を紹介する。微生物と病気の関係も取り上げる。
 著者紹介:カナダのブリティッシュ・コロンビア大学教授。バクテリア感染に関する世界的権威。

『世界を変えた6つの「気晴らし」の物語』

 スティーブン・ジョンソン/著 、朝日新聞出版/刊、請求記号:507.1/J,64
 内容:ピタゴラスが見つけた音楽とは? 銀と同じ価値があった甘い香りとは? ショッピング、音楽、ゲームなど人々が新しい「気晴らし」を追求する中で思いがけず生まれた発明や技術発展の歴史をひもとく。
 著者紹介:さまざまなウェブサイトの立ち上げや、テレビシリーズの共同制作者・司会を務める。著書に「世界をつくった6つの革命の物語」「感染地図」など。

『歌丸ばなし』

 桂 歌丸 /著、ポプラ社/刊、請求記号:779.1/Ka,88
 内容:滑稽噺も人情噺も。どうぞ一席お付き合いをお願い申し上げます-。桂歌丸の名作落語集。「井戸の茶碗」「紙入れ」「紺屋高尾」など、大いに笑って時に切ない全8席を、ネタの裏話とともに収録する。
 著者紹介:1936年横浜市生まれ。五代目古今亭今輔に入門。のち四代目桂米丸門下に移り、68年に真打昇進。落語芸術協会会長。横浜にぎわい座館長。笑点終身名誉司会者。2007年旭日小綬章受章。