新着図書からおすすめの5冊

 
 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日1月23日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月30日(火曜日)からです。

『わたしは10歳、本を知らずに育ったの。』

 シャンティ国際ボランティア会/著、合同出版/刊、請求記号:016.2/Su,96
 内容:小学校に通えない、図書館がない、読み書きができない…。アジアの「本を知らない」子どもたちのために、シャンティ国際ボランティア会が長年にわたりアジア各国で行っている、図書館づくりや翻訳絵本を届ける活動を紹介する。 

『退歩のススメ』

 藤田 一照/著、晶文社/刊、請求記号:188.8/F,67
 内容:禅僧・藤田一照と武術の達人・光岡英稔が、削ぎ落とされた無心での動きと行いである「型稽古」から生まれる「人間が本来持っている力と働き」などについて語り合い、現代人が生き残るための指針を探り出す。
 著者紹介:1954年愛媛県生まれ。曹洞宗僧侶。曹洞宗国際センター所長。著書に「現代坐禅講義」など。 

『世界をまどわせた地図』

 エドワード・ブルック=ヒッチング/著 、日経ナショナルジオグラフィック社/刊、請求記号:290.38/ B,75
 内容:アトランティス、悪魔の島、朝鮮島…。神話や伝承として語り継がれたものから探検家の間違いや誤解、完全な「でっち上げ」まで、130点を超える美しい古地図と貴重な図版・写真とともに、幻の世界を読み解く。
 著者紹介:古地図の愛好家。 

『女たちの王国』

 曹 惠虹/著 、草思社/刊、請求記号:382.2/C,52
 内容:結婚も夫婦も父親もない!? 中国雲南省の奥地に生きるモソの人たちに魅せられ、そこで暮らしはじめた著者が、中国でも他には存在しない「モソ人母系社会」の新鮮な驚きに満ちた日々を綴る。    
 著者紹介:ファンド企業弁護士としてシンガポール、カリフォルニアの法律事務所で活躍。リタイヤ後、英字新聞『チャイナ・デイリー』などに旅行記を掲載。

『いのちを呼びさますもの』

 稲葉 俊郎/著、KTC中央出版/刊、請求記号:490.4/I,51
 内容:西洋医学のみならず伝統医療や代替医療など幅広く医療を修める東大病院医師・稲葉俊郎が、人が生きるために必要なこれからの医療、創造の力を説く。医療と芸術の接点を探り、皮膚の下に広がる見えない世界を紐解く。
 著者紹介:1979年熊本生まれ。医師、東京大学医学部付属病院循環器内科助教。医学博士。心臓を内科的に治療するカテーテル治療や心不全が専門。共著に「見えないものに、耳をすます」がある。