新着図書からおすすめの5冊

 
 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日2月27日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月6日(火曜日)からです。

『突然頭が鋭くなる42の思考実験』

 小川 仁志/著、SBクリエイティブ/刊、請求記号:141.5/O,24
 内容:思考実験とは、古代ギリシアの時代から現代まで哲学者や思想家たちが「考える」ためのツールとして用いてきた、頭の中で想像するだけの実験のこと。思考力を鍛えるために役立つ42の思考実験を、7グループに分けて解説する。
 著者紹介:1970年京都府生まれ。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。哲学者。山口大学国際総合科学部准教授。専門は公共哲学。

『維新の影』

 姜 尚中/著、集英社/刊、請求記号:210.6/Ka,43
 内容:日本列島を縦断し、近代化の栄光とその影の面を凝視した「思索の旅」の記録。「近代日本とは何だったのか」を問い、現在と過去を往還する渾身の論考。共同通信配信の連載に加筆し書籍化。
 著者紹介:1950年生まれ。政治学者。東京大学名誉教授。著書に「漱石のことば」「悪の力」「心の力」など。

『災害を語り継ぐ』

 関 俊明/著、雄山閣/刊、請求記号:369.3/Se,24
 内容:天明三年に大飢饉と重なり大きな被害を出した浅間山大噴火。先人の対応方法、災害で亡くなった人々の追悼法、災害の経験から生まれた知恵・工夫などを通して、「天明三年浅間災害」へアプローチを試みる。
 著者紹介:1963年生まれ。國學院大學大学院文学研究科史学専攻博士課程後期修了。博士(歴史学)。群馬県埋蔵文化財調査事業団に勤務。著書に「浅間山大噴火の爪痕」がある。

『ロゴデザインのロジック』

 フレア/編 、三才ブックス/刊、請求記号:674.3/R,62
 内容:さまざまな業種の企業・団体のロゴを収録した、ビジュアル実例集。ロゴのコンセプト・理念・イメージを論理的に分析し、各種媒体にどのように落とし込んでいるのかという点を、ブランディング展開とともに紹介する。

『海老蔵を見る、歌舞伎を見る』

 中川 右介/著、毎日新聞出版/刊、請求記号:774/N,32
 内容:現在の歌舞伎には、「海老蔵の出る歌舞伎」と「海老蔵の出ない歌舞伎」がある-。市川海老蔵をとりまく舞台模様を中心に、歌舞伎の<今>を解説。見るべき役者、人間関係、注目の演目がわかる歌舞伎読本。
 著者紹介:1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。作家、編集者。アルファベータ代表取締役編集長を務めた。著書に「歌舞伎 家と血と藝」など。