新着図書からおすすめの5冊

 
 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、8月7日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月14日(火曜日)からです。

『幕末歌集』

 島 政大/著、アートデイズ/刊、請求記号:210.58/Sh,35
 内容:身はたとひ武蔵野の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂 遅れても遅れてもまた君たちに誓ひしことを吾忘れめや 吉田松陰、高杉晋作など、幕末志士たちがその心情を綴った和歌を、詠み人の素描や時代背景とともに収録する。

『ロケットガールの誕生』

 ナタリア・ホルト/著、地人書館/刊、請求記号:538.9/H,97
 内容:宇宙開発の黎明期、ロケットの推力や探査機の軌道を計算し、通信手段を開発し、最初期のコンピューターをプログラムしていた女性コンピューター(計算手)たち。逆境をはねのけ、道を切り開いていった彼女たちの生き様を描く。
 著者紹介:サイエンスライター。JPL(ジェット推進研究所)アーカイブ、カクテル図書館、ハーバード大学のシュレンジャー図書館などでも執筆活動を行っている。

『佐賀藩アームストロング砲』

 武雄 淳/編著、佐賀新聞社/刊、請求記号:559.1/Ta,64
 内容:幕末維新の戊辰ノ役において佐賀藩が使用し、上野戦争、会津戦争で戦果を挙げた大砲、アームストロング砲。その構造や性能、保有に関しての問題、佐賀藩内製の問題などを取り上げ、写真や図を交えて解説する。

『レッドカード 汚職のワールドカップ』

 ケン・ベンシンガー/著、早川書房/刊、請求記号:783.4/B,35
 内容:サッカーワールドカップは、まだ汚れているのか? FIFA汚職事件の全容、ロシアがワールドカップ開催権獲得に使った不正な手段、欲にまみれた理事たちの姿を白日のもとに晒す。
  著者紹介:ジャーナリスト。ロサンゼルス・タイムズなどで活躍した後、BuzzFeedニュースの調査報道チームの一員となり、スポーツ、労働問題、アート、政治など多岐にわたる報道に関わった。

『トヨタ ル・マン24時間レース制覇までの4551日』

 世良 耕太/著、三栄書房/刊、請求記号:788.7/Sa,81
 内容:ル・マン24時間レースに挑戦を続け、負け続けたトヨタ。開発チームを鼓舞し、まとめ、トヨタ式カイゼンを繰り返して競争力を高めたリーダーを間近で取材し続けたジャーナリストが、トヨタ式ル・マン勝利の方法論を伝える。