新着図書からおすすめの5冊

 
 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、8月21日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月28日(火曜日)からです。

『新築がお好きですか?』

 砂原 庸介/著、ミネルヴァ書房/刊、請求記号:365.3/Su,73
 内容:日本において「持家社会」はなぜ形成されてきたのか。様々な個別の法律や規範・慣習などに相互補完的に支えられてきた、新築住宅を購入するという選択を、経済面・政治面から議論を深め、立体的にその「制度」に迫る。
 著者紹介:1978年大阪府生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(学術)。神戸大学大学院法学研究科教授。「大阪」でサントリー学芸賞受賞。

『キャンディと砂糖菓子の歴史物語』

 ローラ・メイソン/著、原書房/刊、請求記号:383.8/Ma,64
 内容:世界中でキャンディと砂糖菓子がないところはない? 砂糖は体に良い・悪い? 甘く美しいキャンディと砂糖菓子が、特別な日の高級品から子供がお小遣いで買える手軽なものへと変化してきた歴史を紹介。巻末にレシピ集も収録。
  著者紹介:食物史家およびフードライター。イギリスの食文化に深い関心を寄せ、さまざまな刊行物に寄稿している。

『マンモスを再生せよ』

 ベン・メズリック/著、文藝春秋/刊、請求記号:467.2/Me,99
 内容:ヒトゲノム計画を発案した天才ジョージ・チャーチ率いる世界一の遺伝子ラボ。そこへ、中国の若き頭脳、「氷河期パーク」を夢見るロシア人、遺伝子編集の野生児らが結集し…。マンモスを蘇らせる、一大プロジェクトの全貌!
 著者紹介:1969年ボストン生まれ。ハーバード大学卒。ノンフィクション作家、小説家。「悪魔の遺伝子」でデビュー。ほかの著書に「ラス・ヴェガスをブッつぶせ!」「facebook」など。

『虫から死亡推定時刻はわかるのか?』

 三枝 聖/著、築地書館/刊、請求記号:498.9/Sa,18
 内容:死体につく虫の種類、成長段階、個体数…。昆虫たちの証言に耳を傾け、声なき死体の情報にたどりつく。注目が集まる法昆虫学や、法昆虫学者の仕事について、著者の体験を交えて紹介する。
 著者紹介:1971年埼玉県生まれ。弘前大学大学院理学研究科生物学専攻修了。岩手医科大学教養教育センター生物学科講師。博士(医学)(岩手医科大学)。

『世界一高価な切手の物語』

 ジェームズ・バロン/著、東京創元社/刊、請求記号:693.8/B,25
 内容:世界に1枚しかないとされる切手は、どのようにして950万ドル(約10億円)の価値を有するに至ったのか-。約160年前、英領ギアナで印刷された切手「1セント・マゼンタ」をめぐるコレクターの数奇な運命と情熱を描く。
 著者紹介:1955年アメリカ生まれ。プリンストン大学卒業。『ニューヨーク・タイムズ』記者。著書に「スタインウェイができるまで」がある。