新着図書からおすすめの5冊

 
 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、9月4日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、9月11日(火曜日)からです。

『夢の猫本屋ができるまで』

 井上 理津子/著、ホーム社/刊、請求記号:024.1/I,57
 内容: 保護猫が「店員」として常駐。店内の本はすべて「猫本」。収益の一部を保護猫団体へ寄付。そんな前代未聞の本はいかにして出来たのか。コネも経験もゼロ、普通の中年会社員が「本×猫」のアイデアで夢をかなえた方法を綴る。
 著者紹介:1955年奈良市生まれ。タウン誌記者を経てフリーに。主に人物ルポや葬送文化、本屋をテーマに執筆。著書に「さいごの色街飛田」「葬送の仕事師たち」「すごい古書店変な図書館」など。

『スズメバチの真実』

 中村 雅雄/著、八坂書房/刊、請求記号:486.7/N,37
 内容:スズメバチに刺されること100回余の在野の研究者が、都会のスズメバチ研究、スズメバチに刺されない方法と駆除方法、世界のスズメバチ、特定外来種ツマアカスズメバチなどについて解説する。
 著者紹介:1948年東京都生まれ。元川崎市立小学校教員。スズメバチや生きもの多様性をテーマに講演や出張授業などの活動を行う。著書に「スズメバチのしゅうげき」など。

『ル・コルビュジエがめざしたもの』

 五十嵐 太郎/著、青土社/刊、請求記号:523.3/I,23
 内容:世界文化遺産登録のル・コルビュジエ作品群は、絢爛としてわれわれを挑発しつづける-。建築史・建築批評の第一人者が、ル・コルビュジエを中心に、近代の建築家とその作品、並びに歴史と理論について執筆した論考を収録する。
 著者紹介:1967年フランス・パリ生まれ。東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。専攻は建築学。東北大学大学院工学研究科教授。著書に「日本建築入門」など。

『落語家のことば』

 大友 浩/著、芸術新聞社/刊、請求記号:779.1/O,86
 内容:どんな偉人の名言よりも味わい深い、落語家の芸談。演芸情報誌『東京かわら版』の元編集長が厳選した、落語家約118名の芸談を収録する。高座に人生を捧げる人達の本音や葛藤、芸の神髄が詰まった一冊。
 著者紹介:1958年東京生まれ。演芸研究家・文筆業。演芸情報誌『東京かわら版』元編集長。落語CDワザオギプロデューサー。USENウキウキ落語パーソナリティ。文化庁芸術祭審査員。

『「ふつうのおんなの子」のちから』

 中村 桂子/著、集英社クリエイティブ/刊、請求記号:909.3/N,37
 内容:本好きな生命科学者の自伝的エッセイ。「あしながおじさん」「長くつ下のピッピ」「虫めづる姫君」などのヒロインから「ふつうのおんなの子」の生きかたを取りだし、その視点から見える世界と可能性について語る。
 著者紹介:1936年東京都生まれ。東京大学大学院生物化学専攻博士課程修了。理学博士。JT生命誌研究館館長。「自己創出する生命」で毎日出版文化賞を受賞。ほかの著書に「いのち愛づる生命誌」など。