新着図書からおすすめの5冊

 
 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、10月2日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、10月9日(火曜日)からです。

『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』

 ジョン・グレイ/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:152.1/G,79
 内容:「男女の違いから生じる誤解を解く」ことをテーマに、従来型の男女の役割を超えて自由に自分を表現できるようになった現代人に、最善の男女関係のあり方を提案する。「ベスト・パートナーになるために」続編。
 著者紹介:心理学博士。恋愛・結婚分野の専門家。著書に「ベスト・パートナーになるために」など。

『文字と組織の世界史』

 鈴木 董/著、山川出版社/刊、請求記号:209/Su,96
 内容:諸文明を「文字世界」として可視化し、歴史上の巨大帝国を「支配組織」の比較優位で捉え直す「比較文明史」。5大文字圏としての5大文化圏の誕生、東西冷戦体制とその終焉、「巨龍」中国と「巨象」インドの台頭までを収録。
 著者紹介:1947年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。同大学名誉教授。トルコ歴史学協会名誉会員。著書に「オスマン帝国の権力とエリート」など。

『確率は迷う』

 Prakash Gorroochurn/著、共立出版/刊、請求記号:417.1/G,68
 内容:ヤコブ・ベルヌーイと黄金定理、ベルトランの弦…。離散的な古典的確率の定義に基づく問題やその延長である幾何的確率の問題など、古典的確率論の道標といえるよく知られた問題を、歴史的な考察も交えて検討する。

『ボルドーでワインを造ってわかったこと』

 安蔵 光弘/著、イカロス出版/刊、請求記号:588.5/A,49
 内容:決して恵まれた気候ではないボルドーは、したたかな戦略、工夫と努力で世界的な名声と競争力を確立した-。日本ワインの最前線に立つ醸造家が、ワインの聖地ボルドー駐在中に体験した、シャトーでの出来事などをレポートする。

『猫と女とモンパルナス』

 藤田 嗣治/著、ノーベル書房/刊、請求記号:723.1/N,62
 内容:画家・藤田嗣治の作品や手紙のほか、土門拳によって撮影された藤田嗣治の写真、藤田嗣治の生涯や関わりのあった6人の女性、第二次世界大戦前夜に於ける藤田嗣治の芸術についての文章などを収録する。