『極上の孤独』
下重 暁子/著、幻冬舎/刊、請求記号:159/Sh,52
内容:まわりに自分を合わせるくらいなら、ひとりでいるほうが何倍も愉しく充実する。成熟した人間だけが到達できる境地でもある-。ひとりを愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。
著者紹介:早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。NHKアナウンサー、民放キャスターを経て、文筆活動に入る。日本ペンクラブ副会長。日本旅行作家協会会長。著書に「家族という病」など。
『双頭の鷲』
丸山 久美子/著、工作舎/刊、請求記号:289.1/H,81
内容:西田幾多郎、鈴木大拙など、多彩な教え子たちから「生涯の恩師」として敬慕された北條時敬。教育者として明治・大正・昭和を精力的に生きた加賀の巨傑の全貌を明らかにする。
著者紹介:東京都出身。青山学院大学院心理学修士、統計数理研究所統計技術員養成所専攻科修了。聖学院大学名誉教授。林知己夫賞受賞。著書に「犯罪心理学特講」「心理統計学」など。
『香りブームに異議あり』
ケイト・グレンヴィル/著、緑風出版/刊、請求記号:498.4/G,84
内容:「香り」があなたの健康をむしばむ-。香水などのフレグランス製品で頭痛が起きる著者が、専門家の力をかり、医学論文や様々な文献にあたり、問題の大きさと根深さを明らかにする。香りを取り巻く恐ろしい事実を伝える一冊。
著者紹介:1950年シドニー生まれ。コロラド大学でクリエイティブ・ライティングの学位を取得。ヴォーゲル・オーストラリア文学賞受賞。「闇の河」で英連邦作家賞、クリスティナ・ステッド賞受賞。
『旧字源』
青木 逸平/著、瀬谷出版/刊、請求記号:811.2/A,53
内容:旧漢字をとりあげて、その字がおのずから示している、その字の成り立ちについて解説。その字と部分を共有する「グループ」の字についても、関連性を説明する。漢字の歴史と基礎知識も収録。
著者紹介:1957年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社、編集プロダクション勤務を経て、フリーランスの編輯者、校正校閲者。著書に「旧字力、旧仮名力」など。
『恋歌』
小林 一彦/著、さくら舎/刊、請求記号:911.13/Ko,12
内容:男を待つ身の切なさ、女に捨てられた恨み節、悲恋の慟哭…。王朝の男女の情感溢れる恋歌のやりとり。百人一首、古今和歌集など様々な有名歌集から厳選した恋歌と、歌人の人生を紹介する。『中日新聞』等連載を加筆、改題。
著者紹介:1960年栃木県生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得。京都産業大学文化学部教授・日本文化研究所長。和歌文学会常任委員等を歴任。著書に「方丈記」など。
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