新着図書からおすすめの5冊

 
 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、11月20日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、11月27日(火曜日)からです。

『旅する天皇』

 竹内 正浩/著、小学館/刊、請求記号:288.48/Ta,67
 内容:天皇・皇后両陛下の印象は、様々ないでたちで人々と触れ合う旅先の姿で形作られている。地球15周半に及ぶ両陛下の旅の全貌を地図や図表にして分析し、旅先での具体的なエピソードを紹介する。
 著者紹介:1963年愛知県生まれ。文筆家、歴史探訪家。著書に「地図と愉しむ東京歴史散歩」シリーズ、「天皇の旅と寄り道」など。

『資治通鑑に学ぶリーダー論』

 麻生川 静男/著、河出書房新社/刊、請求記号:336.3/A,93
 内容:寝返りする部下を使いこなす法、人間の判断基準“八観六験”…。中国の歴史書「資治通鑑」から、リーダーシップ力と人間力の向上のための叡智をピックアップ。35の逸話で、リーダーが持つべき本当の資質を学べる。
 著者紹介:1955年大阪府生まれ。徳島大学工学研究科後期博士課程修了。 博士(工学)。リベラルアーツ研究家。著書に「本当に残酷な中国史」「社会人のリベラルアーツ」「本当に悲惨な朝鮮史」など。

『いつも躍っている子供たち』

 吉田 優貴/著、風響社/刊、請求記号:382.4/Y,86
 内容:ケニアの寄宿制の初等聾学校と子供の帰省先に住み込んでフィールドワークを行った著者が、聾なるがゆえの継時的でない「交感」の様を見つめ、身体の共振という会話(=手話・ダンス)から、言語・社会の始原を省察する。
 著者紹介:1975年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究機関研究員、明治学院大学社会学部付属研究所研究員。

『鳥が好きすぎて、すみません』

 細川 博昭/著、誠文堂新光社/刊、請求記号:488/H,94
 内容:飼われている鳥は幸せ? 白内障でもまわりが見えている? 冠羽がうらやましい? 鳥の本を数多く書いてきたサイエンス・ライターが、鳥のすごさや、鳥との暮らしの楽しさ、鳥から教えてもらった大切なことなどを綴る。
 著者紹介:作家。サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。日本鳥学会所属。著書に「鳥を識る」など。

『信長とクアトロ・ラガッツィ桃山の夢と幻+杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ』

 MOA美術館/刊、請求記号:708.7/N,91
 内容:杉本博司の連作写真「クアトロ・ラガッツィ」を紹介。また、16世紀の桃山文化の諸相を、天正少年使節及び信長関連資料、南蛮美術を通して概観する。2018年10~11月にMOA美術館で開催の同名展覧会の図録兼用書籍。