新着図書から佐賀に関する本のご紹介

(平成29年5月23日掲載)
貸出と予約の開始は
5月23日(火曜日)、インターネット予約の開始は5月30日(火曜日)です
『さとりと日本人 食武和徳行』
  頼住 光子/著
ぷねうま舎
 日本人は外来の思想・文化として伝えられた仏教から何を学び、どのように世界観や人間観の新たな次元を切り拓いていったのか。その軌跡をたどる。仏教の「縁起-無自性-空」=「さとり」の体得を軸とする日本人・日本文化論。
 県関係では、「葉隠」武士道が紹介されている。
請求番号:182.1/Y,84
『日本禁酒史 日本禁酒・断酒・排酒運動叢書 1』
藤原 暁三/著
日高 彪/編
慧文社
 神話の昔から江戸時代まで、日本人はいかに酒害と闘ってきたか。「アルコール入りのお神酒は本来的ではなかった」など、驚きの事実とともに、我が国に古来から脈々と続く「禁酒」の歴史をひもとく。
 県関係では、葉隠武士道の酒誡、有田出身の正司考祺の禁酒論が紹介されている。 
請求番号:369.8/F,68
『近代日本の洋風建築  栄華篇』
 藤森 照信/著
筑摩書房
 主に文献学だった近代建築史に建物調査や関係者取材を取り入れた、藤森論文の集大成。栄華篇は、丸の内、田園調布など洋風建築による町作りが進み、西洋館を否定するモダニズムが台頭するさまを描く。
 県関係では、東京駅の設計者である辰野金吾が紹介されている。
請求番号:523.1/F,62
 
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