新着図書から佐賀に関する本のご紹介

(平成29年7月4日掲載)
貸出と予約の開始は
7月4日(火曜日)、インターネット予約の開始は7月11日(火曜日)です
『歴史を社会に活かす 楽しむ・学ぶ・伝える・観る』
  歴史学研究会/編
東京大学出版会
 娯楽、教育、メディア、博物館という、歴史学と現代社会の4つの接点を取り上げ、そのような場で歴史研究の成果がどのように活かされているのかや、活かされずにいる理由について、現状と課題・展望を多角的に考察する。 
 県関係では、名護屋城博物館のVR名護屋城の試みが紹介されている。
請求番号:204/R,25
『古墳の方位と太陽』
北條 芳隆/著
同成社
 古墳築造や遺跡の成り立ちに太陽の運行や周辺景観が大きく影響したことを、民俗方位観や天文学的視座にたち論証。著者が30年来取り組んできた古墳築造企画論・方位論を総括し、前方後円墳の祭祀について新たな見解を提示。
 県関係では、吉野ヶ里遺跡が紹介されている。
請求番号:210.32/H,81
佐賀学 3 佐賀をめぐる「交流」の展開
  伊藤昭弘/編
海鳥社
 中世、松浦党の拠点はどう築かれたか。近世の日中交流はいかに行われたか。幕末期、鉄砲等の新技術への対応はどうしたのか。近代、海外への飛躍や郷土意識はいかに形成されたか。
 海外文化の窓口であった佐賀と佐賀人を論じる。
請求番号:219.2/Sa,15/3
 
『コロニアルな列島ニッポン』
  ましこ ひでのり/著
三元社
 そもそも沖縄や小笠原は「日本固有の領土」なのか。安保体制が日本国憲法に優越するなど、日本は戦後一貫して「植民地」というほかない。歴史的現実から目をそらす防衛機構からうまれた構造的死角をあきらかにする。
 県関係では、オスプレイの佐賀空港配備計画に関することが書かれている。
請求番号:210.6/Ma,64
『百八観音霊場ガイド』
  西原 そめ子/著
西日本新聞社
 煩悩と同じ数の寺をめぐる、自分を見つめ直す旅へ-。中国観音霊場・四国三十三観音霊場・九州西国霊場が連携した新たな広域霊場「百八観音霊場」をガイドする。巡拝こぼれ話も掲載。百八観音霊場リスト付き。
 県関係では、仁比山地蔵院、清水山見瀧寺寶地院などが記載されている。 
請求番号:186.9/N,82
 
『地図と鉄道』
  今尾 恵介/編著
洋泉社
 横浜駅や千葉駅は移転していた? 完成したのに列車が走らないトンネルの理由とは? すべての答えは地図にあり-。鉄道の歴史、路線の謎、廃線の理由…。鉄道にまつわる謎とドラマを地図や地形から読み解く。
 県関係では、唐津駅、呼子線が紹介されている。
請求番号:686.2/I,46
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