新着図書から佐賀に関する本のご紹介

(平成29年8月8日掲載)
貸出と予約の開始は
8月8日(火曜日)、インターネット予約の開始は8月15日(火曜日)です
『<戦後思想>入門講義-丸山眞男と吉本隆明』
  仲正 昌樹/著
作品社
 戦後の政治・社会思想の基本的あり方を長年にわたって規定してきた2人の思想家、丸山眞男と吉本隆明に関する連続講義の記録。「日本的な主体」のあり方を思想史的に探究したテクストを読み解く。
 県関係では、山本常朝、江藤新平、大隈重信について紹介されている。
請求番号:311.2/N,35

『7日間で武士道がわかる不思議な授業』
小川 仁志/著
教育評論社
 留年しそうな高校生、タケシとハヅキの前に現れた先生は、江戸時代の武士!? 2人は武士道から何を学ぶのか? そして進級できるのか?
 高校生にもわかりやすいストーリーを通して、武士道の名著「葉隠」の内容を紹介する。 
請求番号:156/O,24
『パリ万国博覧会とジャポニスムの誕生』
  寺本 敬子/著
思文閣出版
 19世紀後半のフランス。ふたつのパリ万国博でジャポニズムが開花した。日仏両国の史料を駆使し、開催国フランス、参加国日本、パリの観衆、三者の相互作用を通じてジャポニズムの誕生を解き明かす。
 県関係では、佐野常民が団長となった佐賀藩の派遣の実態や香蘭社の陶磁器等の出品物などが紹介されている。
請求番号:606.9/Te,53
 
『近代日本の分岐点』
深津 真澄/著
ロゴス
 日露戦争の前後から満州事変の予告編ともいうべき1928年の張作霖爆殺事件までの日本の政治、外交の流れを、そのときどきの政策動向のキーマンとなる人物の動きを通じて掘り下げる。
 県関係では、大隈内閣の当時の様子が紹介されている。
請求番号:210.6/F,72

『森部好樹が選ぶ続・日本のベストベンチャー15社』
 森部 好樹/著
日経BP社
 顧客の使い勝手を追求して急成長したmanebi、従業員同士が褒めあえるアプリを開発したシンクスマイル…。ベンチャー企業と大企業をつなぐ元興銀マンが、「起業するならこの会社を真似ればいい」と厳選した15社を紹介。
 著者は佐賀県生まれ。
請求番号:335.2/Mo,46/2
 

『日本の原子力時代史』
 西尾 漠/著
七つ森書館
 広島・長崎の原爆から9年後、1954年から日本の原子力開発が始まる。1970年に本格的な原子力の時代に入り、約40年後に福島第一原発事故が起き、廃炉の時代を迎えた。この間の「日本の原子力時代」を詳細に論考する。
 県関係では、玄海原子力発電所のプルサーマルの計画(2004年)や再稼働をめぐる国、自治体の動きが取り上げられている。 
請求番号:539/N,86
 
     『図説日本の湿地』
  日本湿地学会/監修
朝倉書店
 湿地を体系的・横断的・包括的に理解できる書。全国の湿地を対象に、その現状や特徴、魅力、抱える課題などを、写真や図とともに見開き形式でコンパクトに紹介する。
 県関係では、ヒシ、ハスなどの水辺植物や松浦川アザメの瀬の取り組みの様子が紹介されている。 
請求番号:452.9/N,77
 
     『村野藤吾とクライアント』
  京都工芸繊維大学美術工芸資料館/編 村野藤吾の設計研究会/編
 石田 潤一郎/監修
国書刊行会
 村野藤吾建築の特性を代表的企業クライアント「近鉄」との関係性とその図面資料から解読。サミット開催で注目された日本を代表するリゾートホテル<志摩観光ホテル>のプランニングなど、貴重な資料と多数の新事実を紹介。
 村野藤吾は佐賀県生まれ。
請求番号:L523.1/Mu,53
 
  『忘れられないひと、杉村春子』
  川良 浩和/著
新潮社
 少女から狂女までを演じ、90歳でなお艶やかだった天性の女優、杉村春子が亡くなってから20年。遺された1500通の手紙を辿り日本演劇のカリスマを再発見する。
 著者は佐賀県生まれ。
請求番号:775.1/Ka,96
 
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