新着図書から佐賀に関する本のご紹介

(平成29年10月3日掲載)
貸出と予約の開始は
10月3日(火曜日)、インターネット予約の開始は10月10日(火曜日)です。
『理論考古学の実践 2』
 安斎 正人/編
同成社
 理論考古学は、調査研究の現場といかに切り結んできたのか。40人の論客が多様な立場・視点から、具体例を示す。理論篇には、理論のスキーマ、分析の方法などを、実践篇には「石刃技術革新」などの論考を収録する。
 県関係では、「幕末佐賀藩の近代産業化遺跡の学際的研究」について、笹田朋孝 愛媛大学法文学部准教授が、三重津海軍所跡や実用的な蒸気船の建設に成功したのかなどを中心に紹介している。
請求番号:202.5/R,47/2

『日本人とくじら』
小松 正之/著
雄山閣  
 日本人の生活に根付いた文化でもあったくじら。長崎・五島、豊後、北海道、新潟、能登、伊豆など、全国の捕鯨文化を訪ねた記録。インタビューや座談会、くじら食探訪、くじら年表なども収録する。
 県関係では、呼子・小川島の捕鯨地の歴史が紹介されている。
請求番号:664.9/Ko,61
『物語日本の治水史』
 竹林 征三/著
鹿島出版会
 治水の歴史とは、事故と失敗に対し、いかに学び、難課題を克服してきたかの歴史である。神話・伝説に始まり、武田信玄、加藤清正、明治以降の田辺朔郎、青山士らの名治水家まで、治水の歴史を解説する。
 県関係では、成富兵庫の治水が紹介されている。 
請求番号:517.2/Ta,58
 
『ごみを資源にまちづくり』
 中村 修/著
農山漁村文化協会
 焼却炉も下水道も不要!国連のSDGs(持続可能な開発目標)達成モデルと称賛される福岡県大木町、みやま市での経験を基に、人口減少・高齢化・経済縮小時代にマッチしたエコで安上がりな「循環のまちづくり」を提案する。
 著者は本県生まれ。
請求番号:518.5/N,37
 
『暮らしにうつわ』
 (有)ナインヘッズ/編集・文
ワニブックス
 作家もの、伝統工芸、民藝、骨董。人生をもっと楽しくするうつわの世界へようこそ-。陶芸家、料理家、ギャラリーオーナーなど、うつわの達人たちの料理、盛りつけ方、使い方のアイデアを紹介する。
 県関係では、唐津市出身の陶芸家、中里花子氏、土屋由起子氏などが紹介されている。
請求番号:596.9/Ku,55
 
『佐賀県の山』
 内田 益充/著 五十嵐 賢/著
 林田 正道/著 林田 勝子/著
山と溪谷社
 佐賀県内の主要都市を起点に、アクセスを含めて初・中級クラスの登山者が無理なく歩ける43の登山コースを紹介。コースの歩行時間・距離、累積標高差、技術、体力度、登山適期、写真、地図など、役立つ情報が満載。
請求番号:291.92/U,14
 
『残したい手しごと日本の染織』
 片柳 草生/著
世界文化社
 芭蕉布、木版摺更紗、結城紬…。人の手によって生みだされた布には、それぞれの人柄や姿勢、生き方がありありとにじみ出て、光彩を放っている。残さなければならない日本の布仕事を、豊富な写真とともに紹介する。
 県関係では、木版摺更紗の鈴田滋人氏が紹介されている。
請求番号:753.2/Ka,84
 
<横田順彌明治小説コレクション 1>
時の幻影館 星影の伝説
 横田 順彌/著
柏書房
 日本SFの祖・押川春浪と門人・鵜沢龍岳が遭遇する数々の摩訶不思議-。SFの奇才にして古典SF研究の第一人者・横田順彌による<押川春浪&鵜沢龍岳>シリーズを集成。1は「時の幻影館」「星影の伝説」を収録。
 著者は本県生まれ。全3巻。
請求番号:F/Y,78/1
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