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分館【概要】・佐賀図書館の分館制度は、日本初である。当時の伊東館長は式辞に「我唐津分館ハ日本二於ケル分館制度ノ嗜矢ニシテ効果ノ見ルヘキモノアラハ小城・鹿島・武雄、其他ニモ之力新設ヲ見ルヘク全国範ヲ我唐津分館二採ルニ至ルヘシ」と述べている。・佐賀県に移管するとともに制度が終わっている。唐津分館分館名期間備考大正4年11月10日~大正12年3月31日・創立1周年記念として設置・民家を借用したが、その後、在阪の実業家長谷川銈五郎、岩城卯吉の好意で唐津町大名小路に分館を新築し、大正8年春落成した。循誘、勧興、赤松、日新の各小学校内佐賀市内分館大正7年4月13日~大正11年3月鳥栖分館大正7年7月14日~昭和4年3月31日鳥栖小学校内藤津分館大正7年12月3日~昭和4年3月31日藤津郡図書館内※小学校に置かれた分館の事務は教員が行い、校長が分館を主宰。経費は地元が持ち、佐賀図書館は、図書をすべて配本する仕組みになっていた。分室【概要】・平成25年5月7日~・図書館先進県づくり推進事業の一環として、患者や付添い等をはじめ、来館される多くの県民の読書環境を充実させることを目的として、佐賀県医療センター好生館内に設置。・病院内に分室(や分館)を設置するのは、都道府県立図書館で初めてである。・佐賀県医療センター好生館内1階図書・情報コーナー内に設置。・蔵書数:2,500冊【特記事項】・入院の方を対象に、本を病室までお届けする「院内お届けサービス」実施。・本館と分室館で図書資料の配送を毎日実施している。(最短で当日の夕方届く)・佐賀県医療センター好生館顧問(聖路加国際病院理事長兼名誉館長)日野原重明先生の著作(113冊)を集めたコーナーを設置。・好生館内のがん相談支援センター医療相談室と連携している。また、がん専用インターネット閲覧用PCを1台設置。・電子書籍端末(SonyのReader)に、青空文庫(著作権保護期間が満了した名作等を集めた電子図書館)の作品を入れて貸し出す。(約1万点を5台に約2,000点ずつ入れている。)・本の除菌装置を設置している。【職員体制】・非常勤嘱託職員(司書資格保有)3名p.109