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図書整理法(分類と目録)【概要】本館の図書整理法は昭和36年を境にして、全く異なった体系に分れている。創立当初から昭和35年までは、「(県立)佐賀図書館和漢図書分類表」を使用した本館独自の体系であり、昭和36年以降は「日本十進分類法」(NDC)、「日本目録規則」を中心にした全国標準的な体系である。本館ではこの前者を旧分類と呼び、後者を新分類またはNDCと呼んでいる。【旧分類による整理体系】・旧分類表は東京の大橋図書館の分類を基礎にして作成された。・図書記号は形状と番号に分れている。同一分類番号のなかは、まず形状によって区分され、同一分類、同一形状のなかの番号は受入順番号であった。この形状を数字で表わして請求記号のなかに含めた図書記号法は他に類例をみない独創的な方法であった。その形状の記号は次のように定められていた。(大きさというのは本の高さのことである。)本の種類番号大きさ(高さ)普通本1極小(A6版以下)〃5小(B6版)〃10中(A5版)〃〃15大(B5版)16極大(A4版以上)薄本17-19横本20-22折本23-26軸本27-30台紙ツキ広キモノ31・大正年間の事務用カードには、上部の余白に件名標目が記入されているが、件名目録が編成された形跡は残っていない。・このほかに、巡回文庫および館外貸出専用図書のためのもっと簡単な整理法があった。この巡回文庫と館外専用図書は、それぞれに分類表があったが、本館の分類表の各門を更に10区分した程度の表である。巡回文庫の図書記号は著者記号をとっており、著者の頭文字3字をア行は1、力行は2、サ行は3……という数字におきかえた記号である。館外専用図書の図書記号は、形状番号と受入順番号の組み合わせであった。【NDCによる分類体系】・昭和36年6月、旧分類からNDCへの切替えが行なわれた。・分類法は日本十進分類法新訂7版を採用、小・中学生用と、館外用には、100区分程度の表を別に制定した。同時に郷土の歴史(200)と地方区分を制定した。・目録法は「日本目録規則1965年版」による3段式、記述独立方式を採用した。・この記述独立方式は、当時まだ論争のさなかにあったが、全国に先駆けて採用したものである。p.161